二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: D.gray-man -日と月- ( No.65 )
- 日時: 2012/02/22 17:51
- 名前: 快李 (ID: LV1xpENB)
第29夜 -終焉-
卦尹said
由「え・・・?どういう意味!?」
コ「それが分からないんだ・・・」
ア「月・・・太陽・・」
リ「月が卦尹。太陽が由尹。・・・一体なんなのかしら?」
コ「・・・」
ラ「聞いたことないさね〜」
卦「ただいま。千年公」
千「おやおやお帰りなさい。待ってましたよ」
ロ「もおあっちはいいのぉ?」
卦「・・・さぁ?」
別に飽きたわけじゃない。ただ・・・由尹の側にいない方がいいと思うから
卦「・・・ジョイドは?」
ロ「ティキは人間界で遊んでるよぉ」
卦「・・・つまんないなぁ。・・・何しよっかな」
ロ「ボクと遊ぼぉ。卦尹〜」
以前もロードと遊んだ事がある
つまらない・・・
卦「それこそつまらない。ああどうしよ・・」
ロ「ヒドィよ卦尹」
卦「じゃ・・・アソコ行ってくる」
ロ「行ってらっしゃ〜い」
千「・・・」
'アソコ'とは、ピアノが一つだけある、白い部屋。
ピアのは色が反転している。黒のところは白。白のところは黒。
ここでアレを演奏しながら歌うのが、とても気持ちいい
卦「・・・ そして 坊やは 眠りについた
息衝く 灰の中の炎 ひとつ ふたつと
浮かぶ ふくらみ 愛しい横顔
大地に 垂るる 幾千の夢
銀の瞳のゆらぐ夜に 生れ落ちた輝くおまえ
幾億の年月が いくつ 祈りを 土へ 還しても
ワタシは 祈り続ける
どうか この子に 愛を
つないだ 手に キスを 」
・・・俺の中の何かが騒ぐ
全てを破壊する14番目のノアのメモリーが・・・—
ガチャ
ロ「いい歌声だったよぉ。卦尹」
卦「ハハ。そりゃどうも」
ロ「・・・卦尹はさぁ・・・・・・」
卦「?」
ロ「どうして由尹を守ろうと思ったの?」
卦「・・・ノアの目的は、ハートのイノセンス。すなわち世界の終焉を見ること
でも・・・俺はそんなのどうでもいいんだ」
ロ「どうして〜?」
卦「もしこの世界が終わったら・・・ロードも千年公にも・・あえなくなるだろ?」