二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマ 【幻想で響くシャンソンは】 東方project ( No.18 )
日時: 2012/03/02 20:07
名前: ドロップ ◆8WWubVa7iM (ID: omqSuZTj)
参照: 地獄の底から、舞い戻ってきt((((

『東方projectが稲妻入り。』








「…右、左、上、左下………」

「おおおお!!」


鬼道は、いまだに何の攻撃も触れず、
ノーミスで4面道中まで進んだ。


「鬼道とかすげぇ!まるでオタ…神技だ!」


「おい円堂、今オタクとかいいそうになったよな。」

と、風丸が鬼道に哀れな視線を向ける。


「…一面ボスにたどりつけなかった奴に言われたくないな。」

「むぅ—…」




そんな鬼道の前に、4面ボス、パチュリーが立ち塞がった。


「ああ、パチェね!
 お兄ちゃん、結構強いから気をつけてね!」

と、音無が嬉しそうに声を上げる。


「わかってる。
 大体、俺がこんな奴に…」


鬼道は、パチュリーの一つのセリフに目をやった。




紫もやし『持ってかないでー』

普通の泥棒『持ってくぜー!』





とたんに、鬼道はコントローラーを机に置いた。


「え?お兄ちゃんなんで操作しないの?」

「…わかった!そこは安置だな!?」


※安置=安全地帯の事



ぴちゅーん


「…と思ったら、大間違いだったぜ!!」

と、風丸は一人で突っ込む。


「…見たか?さっきの台詞…」

「え?あ、ああ…」と、風丸。


「彼女は『持ってかないで』といい、
 魔法使いは『持っていく』といった。
 これが、どういう事か分るか?」



「…さぁ?」と、円堂は不思議そうに言うが、

風丸や豪炎寺は納得したように頷いた。


「いいか…この紫もやしは











 俺と同じように誰かに振り回されている
 哀れな人間という事だ!!!」



ぴちゅーん!




鬼道、4面ボス リタイア




「えーっと…一応言っとくけど
 パチュリーは人間じゃないからね?」