二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

柄風教えてくれバトン 「甘」 ( No.28 )
日時: 2012/03/28 13:08
名前: 雪華 (ID: ZbSYNN2U)

■柄風教えてくれバトン■


二つも回ってきましたww
二回答えても仕方がないので、質問は一回だけにしますね。
それから・・・回す人いないのです、ごめんなさい。
ではまず苦手な甘から挑戦したいと思います(^.^)
まさかの季節はずれ。

















◇星空に込めた願いは






「今日は七夕だね。」


書類を整理する手を止めて微笑む貴方は寂しげでした。
それは、沙耶が答えを見出せない・・・いえ、見出さないからでしょうか。
でも考えてみてください。
もうすぐ戦です、この大切な時期にわたしの心を揺さぶらないで。今の貴方のままでいて。
いくら思考回路をstopさせても脳内に鳴り響く優一さんの声は、



  “沙耶・・・俺、ずっと前から———。”



嫌いじゃ、なかったから。











やっと書類への印鑑押しを終えた霧野は、ふと椅子から立ち上がり窓の外の景色を伺う。
桜の薄紅色と夜空の紺色のコントラストが美しい。
しばらく眺めた後に彼の口から発せられた言葉は———。



「綺麗だな。」

そんな年下の上司を見てくすくすと笑う少年・・・剣城優一。


「それだけかい霧野くん? もっと言うことがあるだろう? 例えば、」


きょとんと振り返った霧野の机から書類を半ば奪うように取った沙耶には、棚の向こう側にいる優一の表情は見えない。
まだ根に持たれているのだろうか、不安に思う少女の意に反し優一はいとも簡単に言ってのける。


「沙耶ちゃんに告白したり、とか。」
「は!? んなわけないでしょう優一さん、それに七夕は関係ないでしょう!?」


顔を赤らめた将官をからかう彼の言葉からは怒りも悲しみも後悔も何も感じない。
ただ純粋に慌てる霧野を見るのが楽しいのだろうか・・・それもまた厄介ではあるが、ほっと一息ついた沙耶。
とびきりの笑顔で騒ぎに参戦する彼女は、もう引きずるのは止めようと心に決めたはずだったのに。







「そんなワケはありませんよ、優一さん。蘭丸さまは恋などというものに興味はないのです。」


 涙が零れそうなのは、


「ふーん、そうなのかい?」


 自分につく嘘が、


「う・・・そ、そういう事じゃないですよ・・・。」




こんなにも醜いって知らなかったから?
そして嘘しか吐けないのは、傷つきたくないから?





                            [ END ]

















001.小説を書き始めた切っ掛けは何ですか?
 「イナズマのストーリーが頭に嫌になるほどに浮かんできたからですww」

002.創作を始めてどの位経ちますか?
 「一年くらいです。」

003.あなたが小説を書く「手順」を、詳しく説明して下さい。
(ストーリー構成・世界観・登場人物・書き出し・伏線・エピソード・台詞・エンディング・推敲・テンポ・タイトルの決め方等)
 「ストーリー構成→登場人物→エンディング→オープニング→タイトル。書く際は、まずメモ帳に書いてしまってから写しています。」

004.あなたの小説中での、「風景描写:心理描写:台詞」の比率を教えてください。
 「6:1:3=10?」

005.オリジナルと二次創作、どちらが好きですか?また、どちらを良く書きますか?
 「二次創作です。」

006.原作にどこまで忠実で居られますか?
 「・・・あんまり忠実じゃないですよね。公式キャラ殺しまくりですし。うーん・・・4くらいかな?」

007.今書いている小説の元作品名を教えてください。
 「イナズマイレブン、イナズマイレブンGO。」

008.オリジナルキャラクターは使用する派ですか?また、使用しているオリキャラで一番愛着の深いキャラは誰ですか?
 「沙耶か真翔。ちなみに、真翔は雪華のなりたい人物像で、哀零は今の雪華がモチーフなのです。」

009.一番気に入っている作品名を教えてください。
 「イナズマイレブン。」

010.主人公は男女どちらで書く場合が多いですか?
 「女の子です。」

011.あなたの小説は面白いと思いますか?その理由も教えてください。
 「ん・・・面白くはないと思いますが、あんまりない感じの世界観なので自分ではストーリーを考えるのが楽しいです。」

012.同じカキコ内での憧れの作者様を3人、激選してお答えください。理由も添えて。
 「天音→文がいっぱいあって丁寧でかっこいいから。」
 「奈流羽→読者を共感させるのが上手い。」
 「さくらさん→世界観が面白いです。」

013.追加したい質問などがあればどうぞ。



014.このバトンを回す素敵作者様を3名どうぞ。短編の指定も添えて。
 「回す人がいないのです、ごめんなさい。」

015.お疲れ様でした。最後に一言。
 「甘よくわからなくて、ごめんなさい。きりが悪すぎる・・・ので、また本編に続きだそうかなぁと思ってます。」







ありがとうございました!