◆結末からのSTART “夢でも幻でもないんだよ。これがこの世の<記憶>、消えることのない・・・ね。”全部、解らなかった。全部、気づいていた。全部、知らなかった。全部、感づいていた。この事件の犯人は『わたし』だって。<最後の城・ラストキャッスル>を三日月が照らし出す。暗闇から浮かび上がったあの子の表情が、冷酷に語りかけてきた。“さあ、わたしをコロシテ?”