二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマ 海の悪魔姫と太陽の天使姫〜更新再開!〜 ( No.101 )
日時: 2012/05/20 18:44
名前: 姫佳 ◆MWOkRuxz12 (ID: L9PtbysF)
参照: いや〜、中学最後のテストが終わって本当に良かった^^

第21話「別荘」


あれからフィディオは、オルフェウスの皆に円堂達が協力してくれることを話した。最初は皆反対していたが、円堂の熱意とラティアとフィディオの説得により納得してくれた。

別荘に着き、グラウンドで練習した皆は夕飯を食べ、今は思い思いに過ごしていた。リビングにいるのは円堂とフィディオだけ。他の皆は部屋に戻ったらしい。

円堂「じゃあロビンさんは、祖父ちゃんや響木監督と知り合いなんですか?」
ロビン「はい。私はサッカー部に入っていませんでしたが、練習や試合を見るのは大好きだったんです。」
円堂「じゃあ…、40年前の事件も…、」
ロビン「…勿論知っています。…響木は元気ですか?」
円堂「あっ、はい!」
ロビン「そうですか。良かったです。」

その後、円堂はフィディオと一緒にラティアの部屋に向かった。

ロビン「似てますね…。大介さんに。」
フローラ「えっ?」
ロビン「…いえ、独り言です。」

〜ラティアの部屋〜

ラティアは本を読んでいた。ちょうど読み終わった頃に、フィディオと円堂が部屋に入ってきた。

フィディオ「具合はどう?」
ラティア「大分楽になったわ。薬も飲んだし、食欲もあるから大丈夫よ。」
フィディオ「そっか。良かった。」

その時、布団からビアンが出てきた。

フィディオ「あっ、ビアン。久しぶり。」
ビアン「ニャア。」

フィディオがビアンの頭を撫でると、ビアンは嬉しそうに尻尾を振る。

円堂「綺麗な猫だなぁ〜。」

円堂が近寄ると、ビアンは布団に潜ってしまった。

ラティア「ごめんなさい。この子、人見知りが激しくて…、」
円堂「そうだったのか…。悪いことしちゃったなぁ…。…ん?」

円堂はチェストの上に置いてある写真立てに気付いた。

円堂「ここに写ってるのって…、」
ラティア「私のご両親。で、私とティアラ、ここ、マークとディランよ。」
フィディオ「そっか。ラティアはアメリカ出身なんだよな。」
円堂「へぇ〜。ラティアはお父さん似なんだな。」
ラティア「…えぇ。」

ラティアは写真立てを受けとると、悲しそうにそう答えた。円堂の言うとおり、ラティアは父親似だ。エメラルドグリーンの髪も青い瞳も、全て父の遺伝子から受け継いだもの。ティアラは母親似で、金髪と赤い瞳がそっくりだ。

ラティア「これ、7歳の頃の写真なの。皆で海に遊びに行った時のね。」
円堂「へぇ〜!マークとディランと仲良いんだな!」
ラティア「家が近所だったの。もう幼馴染みじゃなくて家族ね。…あっ、そろそろ寝た方がいいんじゃない?」
フィディオ「本当だ。明日に備えて今日はもう寝よう、守。」
円堂「そうだな。」
ラティア「あっ、名前呼びになってる。」
フィディオ「練習の途中に名前呼びにしたんだ。」
ラティア「そうなの。じゃあ、おやすみなさい。」

2人はラティアの部屋を出た。

ラティア「家族…、か。」

ラティアは写真立てを見て、ポツリと寂しそうに呟いた。




***
姫佳「なにが書きたかったのか意味不^q^」
ラティア「あら、貴女の小説はいつも意味不じゃない。」
ティアラ「というか、意味不じゃなかった時がないよね。」
姫佳「ですよね〜。あっ、次回からチームK戦です!ですが、アニメとはかなり違います。一応、皇帝ペンギン3号は完成させますけどw」
ラティア「アルゼンチン戦もとばすらしいわ。」
姫佳「その時に双子姫の過去が明らかになります。アメリカ戦では、ここの過去を明らかにするつもりです。…なんかシリアス続きそうだな。」