二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマ 海の悪魔姫と太陽の天使姫 ( No.119 )
日時: 2012/05/20 19:07
名前: 姫佳 ◆MWOkRuxz12 (ID: L9PtbysF)
参照: テスト、無事に帰ってきました!!理科がギリギリだった…;;

第24話「ラティアと影山」


別荘に到着し、ラティアはすぐに医務室へと運ばれた。医務室といっても、ただベッドが置いてあるだけではない。医療器具や薬等も完備されている病院の診察室のようなところだ。ラティアは今、点滴を受けている。

ロビン「もう大丈夫です。しばらく休めば元気になりますよ。」
フィディオ「そうですか…。良かった…、」
ビアン「ニャア。」

ビアンは心配そうにラティアに近寄る。

フィディオ「守達…、間に合ったかな…。」
ロビン「どうしたんですか?」
フィディオ「実は…、」

フィディオは試合のことを話した。

ロビン「そうですか…。影山が…、」
フィディオ「知ってるんですか?!」
ロビン「同級生ですよ。それに…、」
フィディオ「…?」
ロビン「…すみません。何でもないです。」
フローラ「ですが、3時から試合開始となれば着くのはギリギリでしょうね…。」
ロビン「そうですね…。」

その後、フローラとロビンは医務室を出た。フィディオとビアンは、ラティアの目が覚めるまでここにいるそうだ。

10分後、インターホンが鳴った。フィディオは誰が来たのか気になり、窓から確認する。そこにいたのは、円堂達だった。

フィディオ「守…、それに皆も…、」

そして、円堂達は事務室へとやってきた。

フィディオ「…間に合わなかったのか?」
円堂「ああ…。途中で事故が遭って、通行止めだったんだ。それで回り道したんだけど…、」
フィディオ「そうだったのか…。」
円堂「ラティアの様子は?」
フィディオ「しばらく休めば元気になるって。」
円堂「良かった…。」

その時、ノック音が響き、フローラが入ってきた。

フローラ「試合、見ますよね?此方へどうぞ。」

円堂達はリビングへと通された。医務室にはTVが無いのだ。

それから30分後———

ラティア「んっ…、」
フィディオ「ラティア!」
ラティア「フィディオ…?ビアンも…。ここは…?」
フィディオ「別荘の医務室だよ。」
ラティア「別荘…?…そっか。私、チームKとの試合が終わった後、すぐに倒れて…、」
フィディオ「あの後、チームKも病院に運ばれた。」
ラティア「そう…。…影山…!!影山は?!」
フィディオ「…いなくなった。」
ラティア「そう…。」

その時、ノック音が響き、ロビンが入ってきた。

ロビン「具合はどうですか?」
ラティア「大分楽になりました。…守達は?」
ロビン「今、リビングで試合を見ています。」
ラティア「そう…、ですか…。…試合…?」
フィディオ「どうかしたのか?」
ラティア「影山が…、試合を動かすことなんてできるの…?そう簡単に動かすことはできないと思うけど…、」
ロビン「実は、響木や久遠監督もベンチにいないんです。」
ラティア・フィディオ「「Σえっ?!」」
ロビン「先程響木に電話したら、FFI大会本部に呼び出されたそうなんです。」
ラティア「本部に…?…やっぱりおかしいわ。影山にそこまでできるとは到底思えない…。」
フィディオ「…ラティア、君はどうしてそんなにミスターKのことを…、」
ロビン「…ラティアお嬢様、そろそろ話してはいかがですか?」
ラティア「…分かりました。…ロビンさん、守達に話してくれますか?…フィディオと2人きりで話したいんです。」
ロビン「畏まりました。」

ロビンはそういうと、医務室を出ていった。

ラティア「…フィディオ、長くなるかもしれないけど…、私の過去、話してもいい?」
フィディオ「ああ。」

フィディオはベッドの横にある椅子に座った。ビアンはラティアの膝の上に座っている。そして、ラティアは深呼吸をした。

ラティア「私は…、

























                               影山零冶の娘なの。」




***
姫佳「今日はあとがきないです!!すみません!!>人<;」