二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマ 海の悪魔姫と太陽の天使姫 ( No.144 )
- 日時: 2012/05/20 20:27
- 名前: 姫佳 ◆MWOkRuxz12 (ID: L9PtbysF)
- 参照: 今日も公立の受験で午前授業だぜぃ☆
第31話「楽しかった日々」
〜翌日〜
ラティア「士郎、一郎太。ちょっと相談があるんだけど…、」
吹雪・風丸「「ん?」」
ラティア「私がユニコーンにいた頃、使っていた連携必殺技があるの。貴方達、やってみない?」
吹雪「面白そうだね!」
風丸「ああ!練習が終わったら、早速やってみよう!」
ラティア「ありがとう!…ここは?」
春奈「ここさんなら、テーピングの買い出しに行きましたよ。」
冬花「えっ?テープなら、まだここに沢山ありますけど…。」
春奈「本当だ…。」
ラティア「私、ちょっと探してくるわ!」
秋「私も!!」
ラティアと秋はグラウンドをとび出した。
〜アメリカエリア〜
ここはユニコーンの宿舎に来ていた。
ここ(お母さんとお父さんのことも気になるけど、連絡先知らないし…。それに、一哉は絶対に隠し事してる!!)
土門「ここ?」
ここ「飛鳥!」
土門「どうしてここに…、」
ここ「…一哉に会いにきたの。」
土門「残念だなぁ…。今はいないんだ。」
ここ「えっ?」
土門「チームメイトと出かけてる。伝言なら聞いとくぜ?」
ここ「…一哉、隠し事してるよね?」
土門「!!」
ここ「やっぱり…。…私には話せないこと?」
土門「…ラティアや秋がなにか言ってたのか?」
ここ「そういうわけじゃないんだけど…、」
土門「じゃあ気のせいだな。あの2人が一之瀬の異変に気付かないわけがないし。」
ここ「…そう…、だよね…。変なこと聞いてごめん。じゃあ私、帰るね。」
ここは宿舎の前から走り去っていった。
ラティア「飛鳥!」
土門「ラティア!秋も!どうしたんだ?」
秋「ここちゃん、来てない?」
土門「ここなら、さっき帰ったぞ。」
ラティア「入れ違いになったのね…。…ここ、なんて?」
土門「…やっぱり、一之瀬の異変に気付いてた。なんとか誤魔化したけど…、」
秋「…ここちゃん、一之瀬君の心配してる余裕なんてないはずなのに…、」
ラティア「…自分より他人を優先する子だからね、あの子は。…そこが良いところでもあり、悪いところでもあるのよ。」
ラティアはそういいながら溜息を吐く。
ラティア「秋、先に帰っててくれる?私、もう少しここにいたいの。」
秋「そっか。ラティアちゃん、アメリカ出身だもんね。良いわよ。里帰り、楽しんでね♪」
秋はそういうと帰っていった。
ラティア「あっ…、サッカーやってる…。」
近くの広場では、少年達が楽しそうにサッカーをやっていた。ラティアは広場にあった椅子に座り、少年達のサッカーを眺めることにした。
ラティア「私も昔、あんな風にサッカーやってたっけ…、」
?「そうだったな。」
後ろから声が聞こえ、ラティアは驚いて振り返る。
ラティア「マーク!ディラン!どうしてここに?」
ディラン「ラティアの姿が見えたからね。…昔のこと、思い出していたのかい?」
ラティア「…あの男の子達を見てると、自然とね。」
マーク「確かにな。」
アメリカにいたあの頃…、ラティア、ティアラ、マーク、ディランはいつもクラリス家のグラウンドで、雨の日は室内グラウンドでサッカーをやっていた。
ラティア「あの頃は…、本当にサッカーが好きで好きでたまらなかった。朝から晩まで、毎日やってても飽きないくらい好きだった。強くなっていくのが楽しかった。」
ラティアは昔を思い出すように、父から貰ったサファイアのペンダントを見つめ、そういった。父にサッカーを教わり、隅ではいつも母とここが笑いながら見ていた。沢山喧嘩して、沢山泣いて、毎日笑い合っていたあの日々…。
ラティア「…信じられる?あんなに平和だった日常が…、あんなに簡単に崩れるなんて。」
あの日…、父が殺された日から、ラティアとティアラは変った。「勝つことだけ」を望むようになっていった。もう「楽しいサッカー」はどこにもなかった。
ラティア「…平和なんて、長続きしないものね。…そろそろ帰るわ。明日の試合、地獄の海で溺れ死なせてあげるから、覚悟してなさい。」
ラティアはそういうと、広場を走り去っていった。
***
ラティア「タイトルが意味不なんだけど。」
姫佳「タイトル考えるの難しいんだよ!!」←
ラティア「あっそう(呆)」
姫佳「次回からいよいよアメリカ戦です!!ラティア、自信は?」
ラティア「勝つに決まってるじゃない。…いいえ、勝たなきゃいけないの。」
姫佳「まあね…^^;」
ラティア「…ここの方は大丈夫なの?」
姫佳「うん!なんとか両親と和解させます!さて…、まずはラティアに暴れていただきますか。」←