二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマ 海の悪魔姫と太陽の天使姫 ( No.194 )
日時: 2012/05/20 21:15
名前: 姫佳 ◆MWOkRuxz12 (ID: L9PtbysF)
参照: 春休みって楽しいな〜♪

第40話「最強タクティクス!カテナチオカウンター!!(前編)」


オルフェウスのボールで試合再開。

マーク「オルフェウスから先制点を取るなんてな…。」
ティアラ「でも、オルフェウスがこのまま終わるわけがない…。」

冬花「あの人達、気になる言葉を言ってましたよね?」
目金「『カテナチオカウンター』ですね。僕も気になっていました。」
春奈「何なんですか?『カテナチオ』って…、」
ラティア「『カテナチオ』っていうのは鍵を意味する、イタリアの古い戦術のことよ。」
全「「「鍵?」」」
秋「何故、そんな言葉を突然言い出したのかしら…?」

ラファエレが1人で攻めあがる。

ラティア(1人でつっこんでくるなんて…。戦術やチームの意思を感じないし…、フィディオも機能していないみたいね…。…やっぱりバラバラなんだわ!チームも、フィディオも、影山も…!)

鬼道「染岡!豪炎寺!左右からプレスをかけろ!」

鬼道が指示を出す。ラファエレが染岡を抜いた直後、染岡の後ろから現れた佐久間にボールを奪われた。佐久間と鬼道のワンツーパスでオルフェウスの選手達をかわす。佐久間のセンタリング、豪炎寺はノーマークだったため、決定的なシュートチャンスかと思われたが、フィディオがボールをクリア。

ラティア「フィディオ…、チームの皆に何か訴えてるみたい…。」
ここ「えっ?…本当だ…、」

佐久間のスローイングで試合再開。鬼道から染岡にパス。染岡はスライディングでボールを奪われた。アンジェロからフィディオにパス。フィディオがドリブルであがる。

フィディオ(ボールは常にフォーメーションの中心に…、)

ラティア・ティアラ・影山(((あれは…、まさか…!!)))

風丸がスライディングでボールを奪う。ダンテのスローイングで試合再開。フィディオがドリブルであがる。ラファエレにパスを出したが、僅かに前だったようだ。

目金「動きがかみ合っていませんね、向こうのチームは。」
ここ「…ラティア、どうしたの?」
ラティア「…えっ?」
ここ「なんか信じられない、って顔してたから…、」
ラティア「そ、そう…?…気のせいよ。」

ティアラ「フィディオ…、もしかして…!!」
マーク「どうかしたのか?」
ティアラ「…ううん、何でもない。」

綱海から鬼道にパス。鬼道を中心にイナズマジャパンが攻めあがる。オルフェウスは止めることができない。

ここ「走りながらも、オルフェウスの距離が一定に保たれている?!」
ラティア「…いいえ、フィディオがコントロールしているんだわ…!!オルフェウス全員の動きを…!!」

ティアラ「周囲ではなく全体を見通す視野と、強靭なフィジカル…、」

影山「動きまでもフィールドプレイヤー全ての動きを把握したゲームコントロール…、」

ラティア「常に一歩先を読む戦術…、」

その時、会場に2つの何かが割れる音がした。…ラティアとティアラのペンダントが割れたのだ。2人はペンダントを手に持っていた為、落としてしまったのだ。

影山「あれは…、影山東吾のプレー…!!」

ラティア・ティアラ「「あれは…、私達が憧れた…、お父様/パパの…、ライト・クラリスのプレー!!」」




***
姫佳「イタリア編、書いてて楽しいなぁ〜!!フィディオ!!マジでカッコいいよ!!><b」
フィディオ「あのさ…、1つ言ってもいい?」
姫佳「何?」
フィディオ「ラティアとティアラのペンダントが割れたんだけど…;;」
ここ「そうよ!!あれ、ラティアとティアラの宝物なのよ?!」
姫佳「わ、割れちゃったものは仕方ないでしょ!!」←