二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマ 海の悪魔姫と太陽の天使姫 ( No.195 )
日時: 2012/05/20 21:18
名前: 姫佳 ◆MWOkRuxz12 (ID: L9PtbysF)
参照: 明日は高校の招集日!!

第41話「最強タクティクス!カテナチオカウンター!!(後編)」


影山「そのプレーを止めろ!!私の全てを壊したあの男のプレーなど!!」

フィディオ「いいえ!!止めません!!貴方が求めていたサッカーは…、貴方の父『影山東吾』が中心にくることで完成するのですから!!」

ラティア「どういうこと…?!」
秋「ラティアちゃん!!どうしたの?!」
ラティア「あれは…、お父様のプレー…!!どうしてフィディオがお父様のプレーを…?!」
ここ「でも、フィディオは『影山東吾』って…、」
ラティア「分からない…。何がどうなっているのか…、」

その時、鬼道が一瞬で囲まれた。そして、フィディオがボールを奪い、そのまま前に大きくボールを蹴りあげた。

ティアラ「やっぱり…、あれはパパのプレーだ!!」
全「「「ティアラ?!?!」」」

ティアラは前に駆けだした。

ここ「一瞬で攻撃に転じた…!!」
ラティア「これが…、カテナチオカウンター…!!」
ティアラ「ラティア!!」
ラティア「ティアラ…、」
ティアラ「フィディオのさっきのプレー…、あれってどう見てもパパのプレーだよね?!」
ラティア「え、えぇ…。でも、フィディオは『影山東吾』って…、…もしかして!!」
ここ「何か分かったの?!」
ラティア「影山は、お父様に『影山東吾』のプレーを教えこんだんだわ!!お父様は帝国学園出身だから…、」

ラファエレがフリーズショットを打ち、1‐1の同点になった。

ラティア「DFから一瞬で攻撃に転じる必殺タクティクス…!!なんて鮮やかなカウンターなの…!!」

オルフェウス全員が影山の元に集まり、影山は次々と指示を出す。

響木「影山が…、笑っている…?」
ラティア「あれが…、本当の…、影山零冶…、」

ラティアはポツリと呟いた。

ティアラ「パパ!!」
影山「ティアラ…、」
ティアラ「パパ!!カテナチオカウンター凄かったよ!!DFから一瞬で攻撃に転じる必殺タクティクス…、本当に凄いよ!!」

ティアラは満面の笑みでそういう。

ティアラ「それに…、私、今すっごく嬉しい!!やっとパパの闇が晴れたんだもん!!」
影山「…私は勝つ。本当のサッカーでな。」
ティアラ「でも、油断しない方がいいよ!!」
影山「ああ。ラティアがまだ出てきてないからな。」
マーク「ティアラ、そろそろ席に戻らないと。」
ティアラ「あっ!うん!じゃあね!!パパ!!」

ティアラは満面の笑みで微笑むと、マークと一緒に席に戻っていった。

ティアラ「あとはラティアかぁ…。」
マーク「今ならすぐに誤解も解けるんじゃないか?」
ティアラ「うん!そうだね!」
マーク「それと…、これ…、」

マークは自分のハンカチに包んだルビーのペンダントをティアラに渡した。ペンダントは粉々に砕け散っていた。

ティアラ「あっ…、」
マーク「…フィディオがあのプレーをした時に落としたんだ。」
ティアラ「…落とした私が悪いんだもん。仕方ないよ。それに…、パパの闇が晴れたことの方がず〜っと嬉しいから!!」

ティアラはペンダントを受けとり、そういった。

ラティア「オルフェウス…、まるで別のチームになったみたい…、」
ここ「ラティア…、これ…、」

ここもマークと同じようにペンダントを渡す。

ラティア「…これじゃあ直すのは無理ね。まぁ、落とした私が悪いし。」
ここ「ラティア…、」
ラティア「それより、今はオルフェウスよ。」
ここ「カテナチオカウンターね…。」
ラティア「何とかして、あれを攻略しないと…、




















                               イナズマジャパンは負けてしまうわ…。」




***
姫佳「イタリア編、長くなりそう…^^;」
ティアラ「まぁ、予選で一番大事な試合だからね。」
姫佳「うん。あっ、決勝トーナメントから新章(?)になります!」
ここ「といっても、ラティアが変わるだけでしょ?」
姫佳「うんwどう変わるのかは…、後のお楽しみです!!」