二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマ 海の悪魔姫と太陽の天使姫 ( No.208 )
日時: 2012/05/21 14:02
名前: 姫佳 ◆MWOkRuxz12 (ID: L9PtbysF)
参照: 高校の準備でドタバタ忙しいです!!><;

第44話「覚醒!!海の悪魔姫!!」


後半が始まった。オルフェウスは続けざまにパスを回す。イナズマジャパンは誰も動けない。

ラティア(パスも正確だけど、空いたスペースを見つけて走りこむポジショニングが良いわ。これが前半と同じチームなの…?!…ヒデだわ!!彼が入ったことで変わったのね!!)

綱海と吹雪がフィディオを止めようとするが、フィディオは2人の間からヒデにパス。壁山と飛鷹がヒデを止めようとするが、ヒデは2人の間からフィディオにキラーパス。フィディオがオーディンソードを打った。

ラティア「これ以上、点は入れさせないわ!!アクアカットV2!!」

ラティアがパワーアップしたアクアカットでパワーダウンさせ、円堂がイジゲン・ザ・ハンドで止めた。

円堂「ラティア、ありがとう!!助かったぜ!!」
ラティア(今のイタリア代表は間違いなく最強…。彼等に勝つには、どうすればいいの…?)
円堂「ラティア?」
ラティア「……えっ?な、何?」
円堂「不安そうな顔してるけど…、大丈夫か?」
ラティア「大丈夫よ。」

円堂から鬼道にパス。オルフェウスはカテナチオカウンターの態勢に。鬼道がフィディオを抜くが、ヒデにボールを奪われてしまった。

ラティア(ヒデが加わったことでカテナチオカウンターまで進化しているの?!)

ラファエレからフィディオ、ヒデにパスが回る。ヒデがブレイブショットを打ち、3‐2でオルフェウスが逆転した。

ラティア(お父様が闇から抜け出せて嬉しいはずなのに…、本当のお父様と勝負ができて楽しいはずなのに…、今はそんな気分になれない…。)

その後もカテナチオカウンターにより、ことごとくボールを奪われてしまう。不動から佐久間へのパスをフィディオがカットした。

ラティア(パワーアップしたカテナチオカウンター…、最強のオルフェウス…、本当のお父様…、どうすれば勝てるの…?!)

ラティアは焦りと不安が募り、ギュッと瞳を閉じた。

?『ラティア、落ち着くんだ。』

その時、聞き覚えのある声が脳裏に響いた。

ラティア(その声は…、お父様?!まさか、生きてるの…?!)
ライト『いや、俺はもう死んでいる。だが、ラティアとティアラのことはずっと見守ってきた。ティナと一緒にな。ラティア、お前は俺の予想をはるかに超えるほど成長した。そして今、俺と同じ世界の舞台に立っていることを、凄く誇りに思うよ。』
ラティア(…でも私…、勝てる自信がありません…。)
ライト『…ラティア、お前は以前、俺のようなサッカー選手になりたいと言っていたな。』
ラティア(は、はい…。)
ライト『では、今のお前はどうだ?』
ラティア(今の…、私…?)
ライト『落ち着いて自分の心の声を聞いてみろ。そうすれば、きっと勝てる。』

ヒデにパスが回り、ブレイブショットを打つ。

円堂「必ず防ぐ!!そして皆に繋ぐんだ!!」

円堂がイジゲン・ザ・ハンド改で止めた。

ティアラ「この土壇場で進化させるなんて…!!」

イナズマジャパンがパスを繋ぐ。そして、ラティアにパスが回った。

ラティア(私は、お父様のような選手になりたいの?お父様の為に世界一になりたいの?…違う。私は…、)

オルフェウスがカテナチオカウンターの態勢に入る。

ラティア「私は…、誰の為でもない…。自分自身の為に…、イナズマジャパンと世界一になる為にここにいる!!」

ラティアはフィディオとヒデを抜き去った。

ラティア「そして…、今の私はお父様のような選手になりたいんじゃない!!お父様を超えたい!!これが、私が導きだした答え!!」

その時、ラティアの体がフワッと宙に浮いた。背中には悪魔の羽。

円堂「何だ?!」
鬼道「ラティアの新しい必殺技か!!」
フィディオ「ラティア…!!」

ティアラ「あれが…、ラティアだけの必殺技…!!海の悪魔姫…、ラティア・クラリスが覚醒する…!!」

ラティア「さぁ…、地獄の海で溺れ死になさい!!悪魔のデビルズ・オーシャン!!」

紫の光を纏った海がゴールに襲いかかる。それはまさに「悪魔の海」だ。悪魔のデビルズ・オーシャンはスタジアム全体を破壊するほどの恐ろしい威力だった。それは、エアロブラストをはるかに超えていた。3‐3の同点になった。その時、ホイッスルが鳴り響き、試合が終了した。ラティアはそっと地面に下りた。




***
姫佳「試合、終わった———!!!」
全「「「煩い!!!」」」
姫佳「ええぇっ?!;;だって、これ書くのに3回消えたんだよ?!」
ここ「というかラティア…、生まれて初めての引き分け…、よね?」
ティアラ「うん…。ラティア、大丈夫かな…。」
姫佳「無視?!無視ですか?!つーか、大丈夫じゃないと物語が続かn((フルボッコbyティアラ」
ここ「では、コメントお待ちしております!!」