二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマ 海の悪魔姫と太陽の天使姫 ( No.229 )
日時: 2012/05/21 16:27
名前: 姫佳 ◆MWOkRuxz12 (ID: L9PtbysF)
参照: 制服無事にキタ——————゜∀゜—————————!!!

第47話「生まれ変わったラティア」


フィディオ「…大分落ち着いた?」

ラティアは小さく頷く。

フィディオ「そっか。良かった。」
ラティア「…ありがとう。…ごめんなさい。私のせいで、午前の練習サボることになっちゃって…、」

ラティアが俯くと、フィディオはラティアの頭を優しく撫でた。

ラティア「ねぇ、朝ご飯食べていかない?ご馳走するわ!」

ラティアはフィディオの手を引っぱり、別荘に向かった。


〜別荘〜

ラティア「ただいま!」
フローラ「お帰りなさいませ。!!…ラティアお嬢様、その格好は…、」
ラティア「い、色々あって…^^;とりあえず、シャワー浴びてくるから、朝食の用意をお願い。それとこれ、私の部屋に置いといて。」

ラティアはフローラにオルゴールを渡すと、シャワールームに向かった。

フローラ「私は朝食のご準備をしてきますので、フィディオ様は食堂でお待ち下さい。」
フィディオ「分かりました。」

フィディオは食堂に向かった。

〜食堂〜

フィディオがビアンと遊んでいると、ドライヤーを持ったラティアが現れた。

ラティア「フィディオ、ドライヤーやってくれない?私、苦手で…;」
フィディオ「良いよ。(ラティアにも苦手なことあるんだ…。)」

ラティアが椅子に座ると、フィディオがラティアの綺麗な髪にドライヤーをかける。

フィディオ「凄く良い匂いだね。シャンプー?」
ラティア「えぇ。花の香りが凄く気にいってるの。」
フィディオ「普段は誰がドライヤーを?」
ラティア「ここよ。たまに秋達にもやってもらうけど。」

ラティアの髪が乾いた頃、フローラが朝食を持ってきた。

フィディオ「さ、流石クラリス家の朝食…^^;」

2人は椅子に座って豪華な朝食を食べ始めた。その時、ラティアの携帯が鳴る。

ラティア「守から…?もしもし?」
円堂『ラティア、大丈夫か?』
ラティア「もう大丈夫よ。心配かけてごめんなさい。午後の練習には出られるから。」
円堂『そっか。無理するなよ。』
ラティア「ありがとう。」
円堂『あっ、さっき、Aグループの決勝トーナメントに進出する2チームが決まったんだ。』
ラティア「…どうなったの…?」

ラティアは恐る恐る尋ねる。

円堂『俺達、決勝トーナメントに進出したんだ!!』
ラティア「えっ…!!本当に?!」
円堂『ああ!!』
ラティア「でも、どうして守が?今は練習中だし、ここに頼めば…、」
円堂『今は休憩中だから大丈夫。それにここ、今ユニコーンの宿舎に行ってるんだ。』
ラティア「(ティアラのことね…。)そう。」

ラティアは携帯を切った。

フィディオ「守から?」
ラティア「えぇ!私達、決勝トーナメントに進出したんですって!」
フィディオ「本当?!じゃあ、次に会うのは決勝か…。」
ラティア「…そうね。」
フィディオ「…ラティアは俺達よりティアラと戦いたいか。」
ラティア「えっ?!」
フィディオ「顔にそう出てるよw」
ラティア「そう?…でも、Bグループはまだ決まってないわ。…予想はついてるけどね。」
フィディオ「ブラジルとコトアールだろうな。」
ラティア「ティアラが予選落ちしたら即殺す。」←
フィディオ「^^;」

朝食を食べ終え、2人は今、グラウンドでサッカーをしている。

ラティア「そろそろ昼ご飯の時間ね…。」
フィディオ「でも、まだ11時だよ?」
ラティア「ちょっと用事があるから…。良かったら、一緒にどう?」
フィディオ「でも、朝ご飯もご馳走になったし…、」
ラティア「良いの!フィディオには沢山お世話になったし!」
フィディオ「じゃあ…、食べていこうかな。」

昼食を食べた後、ラティアは自分の部屋にいた。

フローラ「本当によろしいんですか?」
ラティア「…えぇ。…最近、色んなことがあったでしょう?それで、なんか色々と吹っ切れちゃって。だから…、生まれ変わりたいの。」
フローラ「畏まりました。」

部屋に何かを切る音が響く。そして、何かがハラリハラリと床に落ちていった。

作業が終わり、ラティアはフィディオを呼ぶ。

フィディオ「俺に見てほしいものって…、何?」
ラティア「…フィディオに一番最初に見てほしかったの。…生まれ変わった私をね。」

扉の向こうでそういうラティア。そして、扉が開かれた。

フィディオ「!!」

フィディオは驚いて目を見開く。何故なら———



ラティアの長かった髪が、肩につかない位置まで短くなっていたからだ。




***
姫佳「予選編、終わった〜!!次回から決勝トーナメント編です!!」
ラティア「新章に入るらしいわ。まぁ、私の容姿が変わるだけだけど。」
姫佳「ラティア、髪切ったね!!」
ラティア「ティアラと同じ長さまで切ってみたんだけど…、どうかしら。」
姫佳「結構バッサリ切ったよねwでは、コメント待ってます♪」