二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマ 海の悪魔姫と太陽の天使姫 ( No.273 )
- 日時: 2012/05/21 18:02
- 名前: 姫佳 ◆MWOkRuxz12 (ID: L9PtbysF)
- 参照: 明日からいよいよ高校生!!
第55話「マグニート山へ」
ラティア「…ねぇ、フィディオ。」
フィディオ「ん?」
ラティア「もう少しスピード上げられない?」
フィディオ「無理。」
ラティアは怪我をしている為、フィディオに姫抱きにされている。
ラティア「そんな壊れ物みたいに扱わなくても…、」
フィディオ「ラティアは凄く細いから、壊れそうで恐いんだよ。」
ラティア「…マークは全速力で走ってるけど。」
先の方を見ると、マークがティアラを姫抱きにして走っていた。
フィディオ「マークは慣れてるから。俺とラティアはまだ出会って半年くらいしか経ってないじゃん。」
ラティア「じゃあ、下りるわ。」
フィディオ「下りたら絶対に無茶する駄目。」
ラティア「…分かったわよ…。貴方の好きなようにしなさい。」
ラティアは溜息混じりにそういう。
フィディオ「…セインとはどういう関係?」
ラティア「…幼馴染みよ。…1年に一度しか会えないけど。」
フィディオ「何で?」
ラティア「クラリス家に代々伝わる儀式があって、その儀式がここで行われるの。セイン達もその儀式に参加するから、儀式の時期にしか会えないのよ。」
フィディオ「それでライオコット島はクラリス家が所有しているのか…。」
〜マグニート山〜
塔子「あっ!!」
塔子が急にスピードを上げた。
円堂「塔子!!」
塔子「あんた達、ここで何してんだよ!!」
そこには、2人の老人がいた。
?「ほぅ…。やはり伝承の鍵はお前さんを選ばなかったと見える…。」
?2「良い…。それで良い…。」
塔子「何なの…?!あんた達…、」
円堂「こいつ等、ラティアが描いた絵の…、」
塔子「ああ…。伝承の鍵をあたし達に押しつけたのは…、あの爺さん達なんだよ!!あんた等のせいで…、リカと春奈が!!」
円堂「待て!!」
円堂が塔子を止めた直後、ティアラが恐ろしいオーラを放って2人の老人の前に立った。
ティアラ「…テメェ等か、伝承の鍵を盗んだのは。」
老人1「これはティアラ様…、会うのは4年ぶりですかな。」
ティアラ「…そうか。答える気がねぇのか。…だったら、今すぐ地獄の太陽で焼け殺してやrラティア・マーク・ディラン「「「ストップ。」」」
暴走しそうなティアラをラティア、マーク、ディランが止める。
ラティア「今こいつ等を殺せば、居場所が分からなくなるわ。リカは分かっているけど、春奈の居場所は分からないでしょう?」
ティアラ「うっ…;」
老人2「ラティア様もお元気そうで。」
ラティア「…挨拶何てどうでもいいわ!!春奈の居場所を教えなさい!!」
老人1「どうやら、あの娘さん達を取り戻しに来たみたいですな。」
円堂「当たり前だ!」
ラティア「リカはヘブンズガーデンにいるのよね?春奈はどこにいるの?!!」
老人2「『デモンズゲート』にいます。」
ラティア「デモンズゲート…。それはどこにあるの?!」
老人2「この坂を下った所です。」
ラティア「…そう。」
土方「気にいらねぇな…。まるで楽しんでるみたいじゃねぇか…。」
老人1「楽しんでおるとも…。新たな千年紀の始まりになるやもしれぬからな。」
老人2「さぁ行け!!この祭りを盛大にとり行おうではないか!!」
そして、2人の老人は去っていった。
ティアラ「あいつ等…、絶対にぶっ殺す…!!」
ラティア「…そうね。彼等の人生を、私達の手で終わらせてあげましょう。」
全(((恐っ!!!;;;)))
それから紅組はヘブンズガーデンに、白組はデモンズゲートに行くことになった。
ラティア「…大丈夫?魔界って凄く暗そうだけど…、」
ティアラ「マーク達も一緒だから大丈夫!!…それより、セインとちゃんと仲直りしてきなよ?」
ラティア「えっ?」
ティアラ「ラティアはこのままでいいの?」
ラティア「…やだ…、」
ティアラ「じゃあ、ちゃんと仲直りしなきゃ!!…人間なんて、いつ永遠の別れがくるか分からない。1時間後、セインが死ぬって可能性だってあるんだよ?その時に、後悔したって遅いんだから。それを一番知っているのはラティアでしょ?」
ラティア「!!」
ティアラ「大丈夫!ラティアなら、絶対仲直りできるよ!」
ラティア「ティアラ…!!…うん!!」
ティアラ「フィディオ!!ラティアのこと、よろしくね!!」
フィディオ「ああ!!」
全員は其々の場所に向かった。
マーク「本当に良かったのか?暗い所、苦手だろ?」
ティアラ「あの2人が仲直りしてくれるなら、どうってことないよ。これはラティアとセインの問題。だから、あの2人が解決しなきゃ…、ううん、あの2人じゃなきゃ解決できないんだよ。」
「頑張れ、ラティア」とティアラは小さく呟いた。
***
姫佳「ティアラ!!いいこと言うじゃん!!」
ティアラ「でしょ?!だって私、お姉さんだもん♪」
ラティア「…キレた時の口調、どうにかならないの?」
ティアラ「???」
姫佳「き、気付いてないようですね…^^;」
ティアラ「ところで姫佳、最近更新しまくってるけど…、」
姫佳「ああ、高校生になったら更新速度一気に落ちると思って。」
ラティア「それで今大量更新してるのね…。」
姫佳「うん!!次回から天空の使徒戦です!!では、コメ待ってます☆」