二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマ 海の悪魔姫と太陽の天使姫 ( No.31 )
- 日時: 2012/05/20 16:58
- 名前: 姫佳 ◆MWOkRuxz12 (ID: L9PtbysF)
- 参照: 自分用のメルアド、ゲットだぜ!!><b
第5話「呼び出し」
開会式を終え、皆は其々の控え室に戻っていた。
ラティア「…あれ?メールが来てる…。フィディオからだわ。」
ラティアはメールをチェックしてみた。
「スタジアムの裏口で待ってます。」
と書かれてあった。
ラティア「久遠監督、ちょっと出かけたいんですけど…、いいですか?」
久遠「10時までに戻ってくるのならな。」
ラティア「ありがとうございます。」
?「…おい。」
誰かに呼び止められたラティアは嫌そうに振り返る。そこにいたのは染岡だった。
ラティア「…何か用?私、人と待ち合わせしてるんだけど。」
染岡「俺は認めねぇ…!!女のお前が推薦プレーヤーだなんて…!!」
染岡が睨みつけてそういうと、ラティアは嘲笑うようにこう言った。
ラティア「自分がアジア予選に出場できなかったからって私にあたってるの?クズのくせに生意気なのよ。」
染岡「なんだと?!」
ラティア「私、クズを相手にするほど暇じゃないの。」
ラティアはそういうと裏口に向かった。
ラティア「あっ、いた。フィディオ!」
ラティアは小走りでフィディオに駆け寄る。
フィディオ「急に呼び出してごめんな。」
ラティア「ううん、監督に許可貰ったから大丈夫。」
フィディオ「そっか。…とりあえず、場所変えようか?」
ラティア「そうね。じゃあ、海でいい?」
フィディオ「ラティアは本当に海が好きだな。」
ラティア「だって、海ってなんだか安心するんだもの。」
2人は近くの海に向かった。
〜海〜
ラティア「…で、何か用?」
フィディオ「用ってほどのことじゃないんだけど…。」
ラティア「…もしかして、推薦プレーヤーのこと?」
フィディオ「うん、正直凄く驚いた。ティアラも選ばれてたし…。」
ラティア「あれは私も驚いたわ。…あっ、教えなかったのはここに口止めされてたからよ?」
フィディオ「なるほど…。で、イナズマジャパンはどう?」
ラティア「どうって…、別に…、」
フィディオ「円堂守って面白いと思わない?」
ラティア「……ああ、あの鬱陶しいクズね。知り合い?」
フィディオ「うん。といっても、今日会ったばかりなんだけど。彼、坂から転がってきたタイヤを受け止めたんだ。」
ラティア「えっ…?!知らなかった…。アジアにそんなGKがいるなんて…、」
フィディオ「俺も驚いたよ。タイヤで特訓してるんだって。」
ラティア「へぇ…。…、」
フィディオ「どうかした?」
ラティア「フィディオの話聞いて…、自分のプレーに自信が持てなくなってきた…。」
フィディオ「えっ?!」
ラティア「…さっき、イナズマジャパンの選手に『女のお前が推薦プレーヤーだなんて認めない』って言われて…、もしかしたら、イナズマジャパンってすっごくレベル高いのかもって思っちゃって…。…正直、アジアだから油断してた…。」
フィディオ「…ラティア、本当にそう言われたのか?」
ラティア「本当よ!だから悩んで落ちこんで…、貴方に相談してるんじゃない…。」
ラティアは顔を伏せてそう言った。正直、フィディオには信じられなかった。が、ラティアがここまで落ちこむということは事実なのだろう。
フィディオ「…大丈夫。ラティアの実力なら、そいつを見返してやれるさ。」
フィディオはラティアの頭を優しく撫でながらそう言った。
ラティア「本当…?」
フィディオ「ああ。」
ラティア「そうよね…。見返してやればいいのよね!私、明日から頑張る!」
ラティアは立ち上がり、笑顔でそう言った。もっとも、この笑顔は作り笑いなのだが。
〜イナズマジャパン宿舎前〜
ラティア「送ってくれてありがとう。気をつけて帰ってね。」
フィディオ「ああ。試合、楽しみにしてるよ!」
ラティア「フフッ、お互い頑張りましょうね!」
ラティアはフィディオを見送ったあと、サファイアのペンダントを見つめてこう言った。
ラティア「これくらいで落ち込んでちゃ、世界一にはなれないわ。明日から練習、頑張らなきゃ!!」
***
ティアラ「ひ〜め〜か〜?!私が出てないんだけど〜?!^言^」
姫佳「ご、ごめんなさ〜い!!\(゜ロ\)(/ロ゜)/」
フィディオ「あっ、ティアラの周りに黒いオーラが。」
姫佳「おぉっ!!私が一目惚れしたフィディオではないか!!」
ここ・ティアラ「「フィディオはラティアの彼氏!!あんたが手出して良い人じゃない!!」」
姫佳「うわっ、揃って言われたよ;…で、フィディオ君。ラティアを認めない相手に今すぐどうしたいですか?」
フィディオ「とりあえず、顔面にオーディンソード打ちこもうかな(黒)」
ここ「フィディオ!!オーラが黒い!!;」
ティアラ「んじゃ、コメントよろしくねっ☆」
姫佳「…あっ、今思えばラティアが出てきてないw」
フィディオ「姫佳、とりあえず君の顔面にオーディンソード打ちこんでいいかな?(黒)」
ティアラ「私も技打ちこむ〜!!」
姫佳「死亡フラグ立つって!!;;」