二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマ 海の悪魔姫と太陽の天使姫 ( No.340 )
日時: 2012/05/22 19:59
名前: 姫佳 (ID: L9PtbysF)
参照: 明日、ショッピングに行きます♪

第61話「魔王降臨!ダークエンジェル!!(前編)」


デスタ「遂に…、遂に復活したんだ!魔王様が!!」
円堂「魔王?!」
壁山「ど、どこにいるッスか?!」
デスタ「いるだろう、お前達の目の前に。」
ラティア「まさか…!!」
デスタ「そう。俺達こそが魔王だったんだよ!!」
鬼道「ダークエンジェルが魔王だったというのか?!」

その時、セインの意識が戻った。

セイン「悪魔に意識を支配されるなど…、何ということだ…、」
ラティア「セイン?!」
セイン「止めてくれ!!我の手が、汚れぬうちに…!!」

セインは意識を失った。

ラティア「セイン!!どうしたの?!セイン!!」

その時、セインはラティアに向かってシュートを打ってきた。ラティアは何とか打ち返す。

ラティア「何…?!今の威力…?!」
フィディオ「ラティア、大丈夫か?!」
ラティア「え、えぇ…、」
セイン「お前達の魂…、よこすがいい!!」
円堂「サッカーは、そんなことの為に使うんじゃない!!お前は、俺達と試合してサッカーの楽しさを分かってくれたんじゃないのか?!」
セイン「知らんな。」
ラティア「セイン…。」
デスタ「我等は魔界も天界も超えた存在…、ダークエンジェル!魔王なのだ!!」

その時、選手達の周りを11の光が囲んだ。

リカ「な、何や…?!これ…、」
デスタ「戦って分かった…。お前達の魂は素晴らしい…。よって、我々がより完璧なる魔王になる為の生贄にしてやるぜ!!」

デスタが指を鳴らした。

デスタ「今、光に包まれた者が選ばれた11人だ!」
円堂「選ばれた?」
デスタ「ともにこの11人で儀式を行う!交代は無しだ!」
セイン「さぁ!衝天するがいい!お前達が愛するサッカーでな!!」

選手達は其々のポジションについた。

ティアラ「わ〜い!!2回も試合に出られるなんて、超ラッキ〜☆」
ラティア「はぁ…。」
ティアラ「ラティア、溜息吐いてどうしたの?」
ラティア「体が持つかどうか心配なのよ…。(貴女のこともあるけど。)」
ティアラ「もう!!それでもユニコーンの元キャプテン?!」
ラティア「それは関係ないと思うんだけど。それに、私の方が怪我酷いし。(アクアジェットも使っちゃったし…。)」
ティアラ「ふ〜ん。ねぇ!!もしかして、私が予選に出られなかったことを知ってて、2回も出してくれたの?!」
デスタ「それは違う。我等魔王とクラリス家は因縁の関係、ただそれだけだ。」
ティアラ「全然意味分かんないけど…、でも出してくれてありがとう!!」

ティアラは満面の笑みでお礼を言った。

鬼道「ラティア、ティアラはクラリス家と魔王伝説の関係について知らないのか?;」

鬼道が小声でラティアに訊く。

ラティア「脱走してたから、話聞いてないのよ…。」

ラティアは呆れたように溜息を吐いた。

老人「これより、儀式をとり行う!!」

試合が始まった。

デスタ「ダークエンジェルの力!!」
セイン「思い知るがいい!!」

セインとデスタは選手達を抜き、あっという間にゴール前に来た。

デスタ「恐怖しろ!!」
セイン「そして魂に変えるがいい!!」

セインとデスタはシャドウ・レイを放つ。が、そこにティアラが現れた。ティアラがシャドウ・レイを打ち返し、先取点を奪った。

ティアラ「やった〜!!先取てn((殴」

ティアラが喜んでいた時、ラティアがティアラの頭を思いっきり殴った。

ティアラ「いった〜!!何すんの?!」
ラティア「それはこっちの台詞よ!!セイン達を傷つけてどうするのよ!!これはセイン達を元に戻す為の試合なのよ!!」
ティアラ「Σえっ?!そうなの?!」
ラティア「…今すぐ殺しsフィディオ「まあまあ^^;」

ダークエンジェルボールで試合再開。

サタナトス「ゴー・トゥ・ヘル!!」
ラティア「アクアテール!!」

相手を抜き、吹雪にパス。吹雪と豪炎寺がクロスファイア改を打つが、ジ・エンドV2に止められてしまった。

吹雪「アクアテールでパワーアップしたのに…!!」
ラティア「惜しかったわね…。今度は絶対に決めましょうね!」
豪炎寺・吹雪「「ああ!!」」

ラティアが豪炎寺と吹雪を励ましている様子を、ティアラはじっと見つめていた。

サタナトス「デビルボール!!」
ラティア「アクアカットV2!!」

ボールを奪い、ティアラとのワンツーパスで攻めあがる。

円堂「速い!!それに、相手の位置が見ずに分かるなんて…!!」
ティアラ「ラティア!!本当の悪魔の力を見せてやりなよ!!」
ラティア「えぇ!!悪魔のデビルズ・オーシャン!!」

ラティアが悪魔のデビルズ・オーシャンを放つ。

ラティア「修也!!ヒロト!!虎丸!!」
豪炎寺・ヒロト・虎丸「「「グランドファイアG2!!!」」」

悪魔のデビルズ・オーシャンをシュートチェインに使い、グランドファイアG2がジ・エンドV2を破った。

ティアラ「2点目だぁ!!」
豪炎寺「ラティア!ナイスパス!!」
ラティア「貴方達もナイスシュートよ!!」

その時、ホイッスルが鳴った。2‐0でイナズマジャパンがリードしている。

春奈「前半終了です!!これなら後半もいけますよ!!」
ラティア「つ、疲れたぁ…;」

ラティアはぐったりと壁にもたれる。

フィディオ「お疲れ。」
ラティア「フィディオもね。」
マーク「その怪我で2点も奪うとは、流石ラティアだな。」
ラティア「ダメージ大きいけどね。決勝トーナメント、出られなくなっちゃうかもw」
円堂「ラティア…、そんな冗談言うなよ…;」

円堂が呟くと、ラティアはクスクス笑った。

デスタ「無敵の力を手に入れたはずなのに…!!よもや失点など!!」

デスタが悔しそうに石を蹴る。

円堂「1人1人の力が強いから勝つんじゃない!!全員の力と思いが1つになるから勝つんだ!!だからサッカーは面白いんだ!!」
セイン「面白い…?!我等のサッカーに面白さなど必要ない!!サッカーは儀式…、憎い相手を叩き潰す為の手段にすぎないのだ!!」

その時、セインの目に力が宿った。

ラティア「セイン…?」
フィディオ「どうした?」
ラティア「力が倍増したような気がする…。」
セイン「お前達をぶっ潰す…。魂も残らないほどにな!!」
ティアラ「それは無理だよ。」
セイン「何?!」
ティアラ「サッカーをそんな風に言うあんた達に、私達は絶対に倒せない。試合が終わる頃、あんた達は後悔している。








                                                          私とラティアを選んだことをね。」

ティアラは勝ち誇った笑みを浮かべた。




***
姫佳「GW中に決勝トーナメントに入れそうです♪」
ラティア「姫佳の予想は外れるから、あてにしないでちょうだい。」
姫佳「そうですけど…(T_T)」
ティアラ「さて!!次回も暴れますか!!」
姫佳「そうだね!!そろそろティアラにも暴れてもらわなくちゃ♪」
ラティア「お願いだから、セイン達を傷つけないでよ…。」
ティアラ「んじゃ、コメ待ってまーす!!」