二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマ 海の悪魔姫と太陽の天使姫 ( No.365 )
- 日時: 2012/05/22 20:23
- 名前: 姫佳 (ID: L9PtbysF)
- 参照: 今日でGWも終わりかぁ…。
第65話「ハッキング」
〜クラリス家別荘〜
ラティア「ただいmティアラ「ラティア!!!」
扉を開けた瞬間、ティアラが抱きついてきた。倒れそうになったラティアを、円堂と鬼道が支える。
ティアラ「ラティア!!大丈夫?!」
ラティア「え、えぇ…;(何のことかさっぱり分からないんだけど…;)」
ティアラ「良かったぁ…、本当に…、良かったよぉ…、」
泣きだしたティアラを宥めるようにラティアは背中を撫でた。その時、通路から数人の走ってくる音が聞こえた。
フィディオ「ラティア!!大丈夫か?!」
ラティア「フィディオ?!マークとディランも!!何でここに?!」
ティアラ「皆、ラティアのことすっごく心配してたんだよ!!」
ラティア「心配?何で?」
ティアラ「何回かけても、ラティアが電話に出てくれないからだよ!!」
ラティア「えっ?!電話?!」
ラティアはポケットから携帯を取り出す。
ラティア「ちゃ、着信が50件…;」
鬼道「マナーモードになってるぞ?」
ラティア「今朝、会議があって…、戻すのすっかり忘れてたわ…;」
ティアラ「私達、いろんな所探しまくったんだからね!!」
ラティア「ごめんなさい…。」
ディラン「まぁ、ラティアが無事で良かったね!!」
マーク「ああ。それで、ラティア達はなんでここに?」
ラティア「そうだったわ!!早くガルシルド邸から証拠を見つけないと!!」
ティアラ達は顔を見合わせた。
ティアラ「どういうこと?」
ラティア「えっと…、」
その時、フローラが食堂から出てきた。
フローラ「皆様、食事に致しませんか?」
円堂「そういえば俺達、昼食食べてなかったよな…。」
ヒロト「それどころじゃなかったからね。」
ラティア「そうね。ティアラ達にも色々説明したいし、ご飯にしましょうか。」
夕食後、皆は大きな機械がある部屋に来ていた。
円堂「スッゲー!!」
土方「ここは?」
ラティア「情報室よ。ここのコンピュータから、ガルシルド邸のコンピュータにアクセスするわ。」
ラティアは椅子に座った。
ティアラ「でも、ガルシルドって本当に最低!!許せない!!」
円堂「だよな!!」
ティアラ「うん!!」
ラティア「2人とも静かに。」
ティアラ・円堂「「はい;」」
ラティア「…繋がったわ。」
マーク「でも、ロックがかけられてるぞ。」
ラティア「そんなことは想定済みよ。」
ラティアはロックを解除した。
フィディオ「どうやってパスワードを…^^;」
ラティア「クラリス家の技術を甘くみないでくれる?…ここもだわ。」
ラティアは次々とロックを解除していく。
ディラン「ロックの数、多いね…。」
ラティア「それほど重要なデータってことよ。…全部開いたわ!」
ラティアはデータをハッキングしていく。
ラティア「…お、終わった…、」
フィディオ「お疲れ。」
円堂「早速、宿舎に帰って見てみようぜ!!」
ティアラ「私達も行こう!!」
皆はリムジンに乗り、イナズマジャパンの宿舎に向かった。
〜イナズマジャパン宿舎〜
円堂「ただいま!!」
ここ「もう!!こんな時間までどこに行ってたの?!心配したんだから!!」
ラティア「ごめんなさい。」
ティアラ「ここ!!」
ここ「ティアラ?!マーク達も!!どうしたの?!」
ラティア「ちょっと色々あって…、今晩、ティアラ達を泊めてもらえないかしら?」
ここ「監督に訊いてみないと…。でも、床で寝ることになるよ?」
ティアラ「床かぁ…。…なんか、背中が痛くなりそうだね。」
ヒロト「ティアラ、直接床で寝るんじゃなくて、布団を敷くんだよ^^;」
ティアラ「フトン?」
ここ「えっと…、ベッドがもっと薄くなった感じ?」
ティアラ「…全然分かんない。というか、日本人って床で寝るの?」
円堂「ああ。まぁ、最近はほとんどベッドだけどな。」
鬼道「和室は布団で寝るぞ。」
ティアラ「ワシツ?」
ラティア「畳の部屋でしょう?ほら、3階にあるじゃない。」
ティアラ「…あっ!!あれかぁ!!和室っていうんだね!!」
ここ「とりあえず、中に入って!!」
円堂「監督、遅くなってすみませんでした!!」
響木「こんな時間まで何をしていたんだ?」
ラティア「実は…、」
ラティアは事情を話した。
響木「そうか…。そういうことなら泊まっていくといい。」
ティアラ・海外組「「「「「ありがとうございます!!」」」」
マネージャー達は選手達を呼びに向かった。その間に、ラティア達はPCの準備を始める。
ここ「監督!全員、揃いました!」
響木「ラティア、始めてくれ。」
ラティア「はい。」
ラティアはモニターにデータを映した。
久遠「これは…!!響木さん。」
響木「どうやら、とんでもないデータを盗ってきてしまったみたいだな。」
円堂「とんでもないデータ?」
響木「ああ。ここにあるのは、ガルシルドが世界征服を企んでいる証拠だ。」
全「「「えええぇぇっ?!?!」」」
***
姫佳「ラティア!!お疲れ様でした!!」
ラティア「今思えば、無謀なことをしたものね…。」
姫佳「そうですね…^^;」
ティアラ「ラティア、凄くカッコよかったよ!!」
ラティア「私は凄く疲れたわ。」
姫佳「つーかティアラ、布団知らないんだね^^;」
ティアラ「うん。だから、布団で寝るの凄く楽しみ!!」
姫佳「楽しむようなことでもないと思うけど…^^;」
ラティア「では、コメント待ってるわ。」