二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマ 海の悪魔姫と太陽の天使姫 今日で16歳だよん☆ ( No.489 )
日時: 2012/06/28 23:19
名前: 風風 (ID: tCmJsotq)  



  尊敬してるとか、そんなこと言えない

  大好きだとか、絶対に言えない

  だって、貴方はもう此処には居ないから



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.


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 「はぁ...」

小さくため息をつくと、吐息は一瞬で白と化しどこと無く輝いていた。

目の前には無数に降り続ける、小さく白い光は下に落ちては積もり、また降りの繰り返しを続けていた。

 「俺は、最後まで貴方に思いを伝えられなかった。」

水色の髪を持つ黄金色の瞳の少年は、まっすぐな瞳で真下を見つめていた。

少年が見ていたのは、人。
 いや、同い年ぐらいの少年だろう。
もう1人の少年は、地面に倒れこんでおり、少年の顔は、血液の通っていないような白い顔をしていた。
そして、少年の背中からは地面に降り積もる雪と良くはえる真っ赤な物を流していた。

 「今日は...俺の誕生日なのに、最低ですよ」

その黄金色の少年から溢れ出すのは、透明な一筋の光り。

その光りは少年の頬を伝い、地面へと一瞬にして落ちてゆく。
光りは地面へ落ちると一瞬にして雪と同化し、もう見えなくなっていた。

 血を流す少年の右手には、大事そうに金色の何かが握られていて、それを目にした水色の少年は慌てしゃがみ込み、冷たくなった指をゆっくりと開ける。

そこには、《Masaki》とかかれたクロスのアンクレットと《Ranmaru》とかかれ、アンクレットが入りそうなひし形のアンクレットが2つ握られていた。
いわゆる、ペアルックのような物だろう。

少年は、嬉しさと悲しさが交わり、じわじわと涙が溢れ出てくるのを無視して、2つが握られた右手を頬に近づけ、寄り添うような形で「きりのさん」と何度も呟いていた。

恋人達の賑わう、賑やかで色とりどりの冬の町。
少年は、寂しさと悔しさで、背中に刺さっていた包丁を己の心臓に1つ突き刺した。


  《悲しみに、歎いた少年は、己を新たな道へ導いた。》



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お誕生日おめでとうございます!!


ギリギリですねww

しかも、死ねたってゴメン

季節は、変わって冬という感じで

せつなめでバッドエンド

なんか、祝いなのにゴメン
まじでゴメン!!

一応、CPは マサ→蘭のつもり

駄作でゴメン
そして、
携帯からでゴメン!!