二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマ 海の悪魔姫と太陽の天使姫 第73話更新! ( No.518 )
日時: 2012/07/15 22:32
名前: 姫佳 (ID: /LylQYeE)
参照: 球技大会でボロ負けしました←

第74話「脅威!リトルギガント!!」


〜コンドルスタジアム〜

ラティア「はぁ…。なんとか間に合った…;」

スタジアムに入った途端、ラティアは息を整える。その後、誰かを探すように辺りを見回した。

ビアン「ニャア!」
ラティア「あっ、いた。ありがとう、ビアン。」

ビアンの頭を優しく撫で、ラティアは目的の人物の所に向かう。

ラティア「マーク!ディラン!お待たせ!」
ディラン「ラティア!遅かったね!もうすぐ試合始まるよ!!」
ラティア「ごめんなさい。ちょっと色々あって…^^;」
マーク「ここや円堂達はどうした?」
ラティア「それが…、」

それは、今朝の出来事だった。

春奈「皆さん、起きてきませんね…。」
ここ「全く…。今日はオルフェウスとリトルギガントの試合なのに…、」
冬花「仕方ありませんよ。昨日はあんな凄い試合だったんですから。」
ラティア「でも、困ったわね…。マークとディランと待ち合わせしてるのに…、」
ここ「じゃあ、ラティア先に行きなよ。円堂君達は私が叩き起こすから!!」

ラティア「…というわけなのよ。」
マーク「じゃあ、円堂達は今頃…;」
ラティア「えぇ、死亡フラグが立ってるかもね。」

ここの叩き起こすは相手をあの世に逝かせることなのである←

全「「「!!!」」」

その後、無事に(←)スタジアムに着いたイナズマジャパンは、全員目を見開いた。スコアボードには8−0と書かれている。

円堂「なんだよ…、これ…、」

その時、試合終了のホイッスルが響いた。

ここ「円堂君!あそこにラティア達が!」
円堂「本当だ!!行こう!!」

皆はラティア達の所に駆け寄った。

円堂「ラティア!!これはどういうことだ?!」
ラティア「見ての通り、オルフェウスがリトルギガントに完敗したのよ。」
ここ「じゃあ、決勝で戦うのは…!!」
ラティア「えぇ、ティアラのチームよ。」
豪炎寺「オルフェウスの調子が悪かったのか?」
マーク「それは違う。ただ、リトルギガントの方が圧倒的に強かった。」
鬼道「ということは、カテナチオカウンターも…、」
ディラン「簡単に破ったよ。ティアラが1人で。」
ラティア「というより、阻止した…、って感じかしら。でも、勝って当然だわ。ティアラだって、お父様の遺伝子を受け継いでいるんだから。」
円堂「皆、先に帰っててくれ!!」
全「「「円堂!!!」」」
ラティア「私もちょっと行ってくるわ。」
全「「「ラティア!!!」」」

ラティア「ティアラ!!」
ティアラ「ラティア!!見に来てくれたんだ!!」
ラティア「当たり前でしょう。決勝進出おめでとう!!」
ティアラ「ありがと!!や〜っとラティア達と戦えるね!!」
ラティア「フフッ、そうね。」
?「ティアラ!!こんな所にいたんだ!!」

その時、ティアラのもとに1人の少年と1人の少女が駆け寄ってきた。

ティアラ「ロココ!!ニーナ!!…あっ、ラティアは初対面だよね!!キャプテンのロココとマネージャーのニーナだよ!!」
ラティア「初めまして。ラティア・クラリスよ。よろしくね。」
ロココ「僕はロココ!此方こそよろしく!君のことは、ティアラからいつも聞いてるよ!」

その時、ロココの後ろからニーナが顔を覗かせた。

ラティア「こんにちは。」

ニーナは小さくお辞儀をすると、またロココに後ろに隠れてしまった。

ロココ「彼女、極度の恥ずかしがり屋なんだ。…あっ!!こんなことしてる場合じゃない!!ティアラ!!そろそろ出発するって!!」
ティアラ「私、もう少しここに残るから先に帰ってて!」
ロココ「わかった!じゃあ、伝えておくね!」

ロココとニーナはスタジアムを後にした。

ティアラ「ラティアがこんなにも早く会いに来るとは思わなかったよ!てっきりオルフェウスの方に行くのかとw」
ラティア「それなら守が向かったわ。」
ティアラ「そうなんだ。」
ラティア「…で、どうだった?」
ティアラ「まあまあかな。でも私、必殺技無しでオーディンソード打ち返しちゃったんだよね〜www」
ラティア「最初から見てたから知ってるわ。」
ティアラ「だよね〜wあっ、マークとディランも来てるんだよね?今、どこにいるかわかる?」
ラティア「入り口で待ってるわ。」
ティアラ「ありがと!!じゃあ、行ってくるね〜!!」

ティアラは入口に向かった。

ラティア「さてと…。」

ラティアも入口に向かった。

入口から少し離れたベンチで、ラティアは本を読んでいた。その時、オルフェウスの選手達がスタジアムから出てきた。

フィディオ「あれは…、」

ラティアの存在に気付いたフィディオは、チームメイト達に先に帰るように伝え、ラティアの所に向かった。

フィディオ「ラティア!!」
ラティア「…遅い。」

ラティアはかなり不機嫌なようだ。

フィディオ「えっと…、いつから待ってた?;」
ラティア「1時間くらい前。…その間に、10人のクズに話しかけられたんだけど。」
フィディオ「えっと…、つまりそれはナンパということで;」
ラティア「…私、服買いたいの。だから、付き合って。」
フィディオ「えっ?」

混乱しているフィディオをよそに、ラティアはフィディオの手を引っぱる。

フィディオ「えっと…、なんで俺?」
ラティア「……嫌なの?私とのデート。」
フィディオ「そういうわけじゃないんだけど…。ラティアから誘ってくれるなんて初めてだから、ちょっと驚いたっていうか…、」
ラティア「…たまには…、ね。」

要するに、これはラティアなりの気遣いですw

フィディオ「ラティアはどういう服が欲しい?」
ラティア「流行とか分からないから、貴方に任せるわ。」
フィディオ「分かった。じゃあ、行こう。」

その時、高いビルの屋上から1人のスナイパーがラティアを狙っていた。スナイパーが狙いを定め、引き金を引いた。スタジアムに銃声が響いた。




姫佳「…あれ?こんなシチュエーション、前もあったよn((殴&蹴byティアラ&フィディオ」
ティアラ「あのね〜…、どんだけラティアを危険な目に遭わせたら気がすむわけ?!(怒)」
フィディオ「そろそろ本気であの世に逝ってもらうよ?(黒)」
姫佳「ちょ、2人とも恐い〜!!;;」
ここ「で、ではコメント待ってます!!」