二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマ 海の悪魔姫と太陽の天使姫 ( No.52 )
- 日時: 2012/02/20 17:21
- 名前: 姫佳 ◆MWOkRuxz12 (ID: vCVXFNgF)
- 参照: い、いよいよ明日合格発表だ!!((((;゜Д゜))))
〜参照300突破記念〜
「呪い電車」※グロありです
ラティア「姫佳、なんかタイトルからしてものすっごく恐ろしいんだけど…。」
姫佳「これはね、私が見た夢を元にして書いた小説なの^^」
ティアラ「なんで笑顔なの?!私、恐いよぉ〜!!><」
ここ「た、確かに…;;」
姫佳「んじゃ、配役決めまーすw」
ここ…いじめられてる子
ラティア…椎名姫佳(作者)
ティアラ…ナレーション
ここは、山奥にある中学校。校舎はかなり古く、生徒数もかなり少ない、いつ廃校になってもおかしくない学校でした。
女1「長宮さん、あんたウザいんだよ!!」
その学校では、いじめが起こっていました。いじめているのは、日本でも有名な財閥の令嬢。いじめられているのは「長宮心愛」という少女でした。心愛は「ここ」と呼ばれ、明るく優しい少女でした。
女2「ねぇ!!そろそろ帰ろうよ!!」
女3「こんなクズ、もうほっとこうよ!!」
女1「そうね。」
そういうと、いじめていた生徒達は教室から出て行きました。ここが立ちあがると、体中に激痛が走りました。でも、ここは痛みには慣れていました。
ここ「…いつもの場所に行こう。」
ここは鞄を持ち、教室を出ました。
〜屋上〜
ここ「…あれ?誰かいる…。し、椎名さん?!」
屋上にいたのは「椎名姫佳」といって、ここのクラスメートでした。姫佳は成績優秀の超美少女ですが、近付きにくい雰囲気があり、誰も関わろうとはしませんでした。また、姫佳自身も誰とも関わろうとはしませんでした。
ここ(近くで見ると、すっごく綺麗だなぁ…。…ん?椎名さんが読んでる本って…!!)
ここは姫佳が読んでいる本を見つめました。
姫佳「…この本が何か?」
ここ「えっと…、その本、私も大好きなの。椎名さんも好きなの?」
姫佳「…好きだから読んでるんじゃない。」
ここ「うっ…;えっと…、お、おじゃましました…;」
ここが屋上から出ようとした時、
姫佳「ここにいたいんでしょう?だったらいれば?」
ここ「えっ?!」
姫佳「貴女はこの学校の生徒なんだから、この屋上にいてもいい権利がある…。…違って?」
ここ「う、うん…。」
ここは鞄を置き、姫佳の隣に座りました。
ここ「私ね…、この屋上から見えるあの向日葵畑が大好きなの。あれを見ると、凄く元気が出てくるんだ!!…って、ご、ごめんなさい!!///」
姫佳「…クスッ。」
ここ「?」
姫佳「長宮さんって面白い人ね。」
それから、ここと姫佳は笑い合いました。
学校から帰る時、必ず通らなければならない踏切がありました。その踏切を抜けた所で2人は別れました。
姫佳「じゃあ私、こっちだから。」
ここ「うん!またね!椎名さん!」
姫佳「…姫佳で良いわ。…じゃあね、ここ。」
ここ「!!うん!!」
ここは、初めて信じ合える人と出会いました。
〜翌日〜
ここ「姫佳〜!!おはよう!!」
姫佳「おはよう。…朝から元気ね。」
ここ「エヘヘッ☆ねぇ、放課後屋上行かない?」
姫佳「良いわよ。でも私、日直だから先に行っててくれる?」
ここ「うん!!じゃあ待ってるね!!」
放課後、ここは屋上に行きました。
〜屋上〜
ここが屋上に行くと、ここをいじめている人達がいました。
女1「長宮さん、ここって貴女のお気に入りの場所なんでしょ〜?」
ここ「…だから?」
女2「このお気に入りの場所で死んでよ!!」
そう言って、1人の女生徒がここを突きとばしました。フェンスは運悪く壊れており、ここはフェンスを越え、真っ逆さまに落ちました。
姫佳「ここ?…!!」
姫佳が屋上に入ると、フェンスが倒れていました。姫佳はまさかと思い、屋上から下を見ました。そこには、血を流して倒れているここがいました。姫佳は先生に伝え、ここは病院に運ばれましたが、すでに遅く亡くなっていました。そして、死因は「事故死」と断定されました。
姫佳(違う…。ここが死んだのは事故死なんかじゃない…。…あいつ等だわ。あいつ等がここを殺したんだわ…!!)
姫佳「罪人の罪を…、裁いてあげる。」
その事件から数週間経ったある日、いじめのリーダーであった女生徒が急いで帰宅していました。女生徒が踏切に入ると…、急にカンカンカンという音が聞こえ、踏切は閉まってしまいました。
女1「な、なんで…?!体が…、動かない…!!」
その時、電車が彼女の方へと近付いてきました。そして…、彼女が死んだと同時に、踏切が開きました。そこに立っていたのは姫佳でした。姫佳は悲鳴もあげずに、何事もなかったかのように踏切を渡っていきました。
そして翌日…、また翌日…、とここをいじめた生徒全員が「電車事故」という理由で死にました。そして彼女達が死ぬのと、必ず姫佳が踏切を渡るのです。そして、ここをいじめた最後の1人が死んだ時…
姫佳「ここ、罪人の罪は裁き終わったわ。」
姫佳はこう呟き、踏切を渡りました。
翌年、学校は廃校になりました。そして、廃校になったのと同時にこんな噂が流れました。「いじめられて挙句の果てに殺されてしまった女生徒がいじめた奴等に復讐をするために、いじめた生徒を次々と電車で引き殺す…。その電車に乗っているのは、殺された生徒だけ…。」
人々は、これを「呪い電車」と呼ぶようになりました。
それから何年か経ち…、姫佳は毎年、ここのお墓参りに来ていました。ここが大好きだった向日葵の花束を抱えて…
そして、澄み切った空に向かってこう言ったのです。
「さあ…、次は誰の罪を裁こうかしら———?」
***
姫佳「どうだった?」
ティアラ「うわ〜ん!!恐かったよぉ〜!!」
マーク「姫佳、なんでティアラにこんな話のナレーションやらすんだ?(黒)」
姫佳「マーク?!なんかオーラが黒いよ?!;;」
一哉「しかも、ここが死んでるんだけど?(黒)」
ここ「み、皆落ち着いてっ!!;;」
姫佳「あと、最後の台詞!!あれ、ラティア言ってみてよ!!」
ラティア「えっ?…さあ…、次は誰の罪を裁こうかしら———?」
全「「「なんかカッコいい!!!」」」
フィディオ「ラティアが言ったら冗談に聞こえない…^^;」
全「「「確かに;;;」」」
姫佳「というわけで、超どうでもいい短編でした。続きとか書こうかな…。」
全「「「本編更新しなさいよ/しろよ!!!」」」