二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマ 海の悪魔姫と太陽の天使姫 第80話更新! ( No.626 )
日時: 2012/07/26 23:11
名前: 姫佳 (ID: /LylQYeE)
参照: 今日は部活無し☆

第80話「久しぶりのデート」


ラティア「…で、どこに行くの?」
フィディオ「ラティア、前に服買いたいって言ってたから、服でも見に行く?」
ラティア「そうね。(あれはフィディオを励ます為に、咄嗟に思いついたことなんだけど…;)」


〜セントラルストリート〜

ラティア「あっ!!」

突然、何かを見つけたラティアが走りだした。フィディオも慌てて後を追う。

ラティア「わぁ!!ぬいぐるみ用のユニフォームだぁ!!」

ラティアは幼い子供のように目をキラキラさせる。

ラティア「入ってもいい?!」
フィディオ「良いよ。(本当はラティアの服を探しに来たんだけど…^^;)」

店の中に入ると、可愛い小物でいっぱいだった。

ラティア「凄〜い!!世界大会に出場してる全チームのユニフォームがある!!」
フィディオ「結構細かいところまで再現してるんだな…。」

ラティアは3つのユニフォームをかごに入れた。

ラティア「イナズマジャパンはウサさんで、ユニコーンはくまさん、オルフェウスはねこさんに着せるの!!」

ラティアは満面の笑みで話す。

ラティア「あっ!!あっちにドレスあるよ!!」

ラティアはパタパタと走る。

ラティア「かっわいい〜!!お姫様が着るドレスみたい!!」
フィディオ「ラティアはこういうの着ないの?」
ラティア「わ、私には似合わないわよ…。こんなフリルがいっぱいついたドレスなんて…。こういうのは、ティアラやここみたいに可愛い子が着ないと!」
フィディオ「ラティアも似合うと思うよ。」
ラティア「私はシンプルなドレスで良いの。」

ラティアはピンク、黄色、水色のドレスをかごに入れた。ピンクはウサさん、黄色はねこさん、水色はくまさんに着せるらしい。

ラティア「楽しかった〜!!」
フィディオ「じゃあ、次はラティアの服だね。」
ラティア「Σ…ハッ!!本来の目的忘れてた!!」
フィディオ「ラティア…^^;」

2人は店を探して歩く。

?「わぁ!!綺麗な方ですね!!」
ラティア「…私?」
フィディオ「みたい…、だね。」
?「私、この店の店員の者です!是非、うちのオススメの服を着て下さい!!」
ラティア「えっ?!」

ラティアは店員に無理矢理試着室に入れられた。フィディオも苦笑しながら店に入る。

ラティア「あの…、これ…、丈短くないですか…?」
店員「それくらい普通ですよ!!あっ!!髪もセットして良いですか?!」
ラティア「は、はぁ…;」

ラティアは店員にされるがままとなってしまった。

店員「お待たせしました!!もうすっごく可愛いですよ!!」

店員はカーテンを開けた。ラティアはピンクと白のドット柄の小花柄ワンピースを着ていた。胸元にレースアップされたピンクのリボン、裾には白のレースが施され、袖はパフになっており、女の子が好きそうなワンピースだ。靴はウエスタンブーツ、髪型は巻き髪のハーフアップ。

ラティア「…やっぱり、私にピンクなんて似合わないわよね…。」
フィディオ「これ、買います。」
ラティア「Σえぇっ?!」
店員「ありがとうございます!!」

ラティアはこのコーデのまま店を出た。

2人は今、カフェで一休みしている。

ラティア「…(怒)」
フィディオ「あのさ…、服買ってそんなに怒られたことないんだけど…;」
ラティア「本当に信じられない!!ピンクとか私に絶対似合わない服買うなんて!!(怒)」
フィディオ「そんなことないよ。すっごく似合ってる。」
ラティア「…///」
フィディオ「ラティア?」
ラティア「…フィディオにそんなこと言われたから…、怒る気が失せちゃったじゃない…///」

このキャラ崩壊したラティアを可愛いと思った方は、挙手をお願いします←

ラティア「…ねぇ。どうして急にデートに誘ってくれたの?」
フィディオ「ここが、最近ラティアが疲れてるみたいだから、リラックスさせてやってくれないかって。」
ラティア「えっ?」
フィディオ「デュアルクロス…、だっけ?最近、そのことでかなり夜遅くまで起きてるらしいじゃないか。そんなことしてたら、体壊しちゃうよ?決勝戦だって近いのに…、」
ラティア「ご、ごめんなさい…。」

ラティアはシュンとした子犬のような表情で謝る。

フィディオ「(そんな顔されても、こっちが困るんだけど…///)…でも、どうしてそこまでデュアルクロスに拘るの?」
ラティア「…お父様に見せたいから…。」
フィディオ「ライトさんに?」
ラティア「えぇ…。お父様とお母様…、決勝戦が終わったらあの世に還っちゃうでしょう?だからその前に、お父様の夢を叶えたくて…。勿論、リトルギガントから点を取る為でもあるけど…。」
フィディオ「そういうことだったのか…。」
ラティア「でも…、手掛りがあまりにも少な過ぎて…、まだほとんど未完成なの…。」
フィディオ「できるさ、ラティアなら。」
ラティア「フィディオ…。…ありがとう!!」

ラティア「送ってくれてありがとう。今日は久しぶりにリラックスできたわ。」
フィディオ「明日からの練習、頑張れよ。でも、無理はしないようにね。」
ラティア「分かってるわ。それに、無理したらまたここがフィディオに言いそうだし。それじゃあね!」

ラティアは満面の笑みで宿舎に帰っていった。




***
姫佳「いや〜、やっぱり甘を書くのは楽しいですな〜www」
ラティア「あの…、私にピンクってやっぱり似合わないと思うんだけど…;」
ティアラ「その前に、キャラ崩壊の凄さだよねwww」
姫佳「キャラ崩壊したラティアが可愛いと思った方!!…いるのかな?w」
ラティア「えっ;」
ティアラ「次回は私達がサッカーを始めたエピソードだよ!!」
姫佳「双子の両親が生きていた時代です!お楽しみに〜♪では、コメント待ってます!!」