二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマ 海の悪魔姫と太陽の天使姫〜更新再開!〜 ( No.73 )
- 日時: 2012/05/20 17:31
- 名前: 姫佳 ◆MWOkRuxz12 (ID: L9PtbysF)
- 参照: いや〜、中学最後のテストが終わって本当に良かった^^
第12話「パーティー」
〜ロンドンパレス〜
ティアラ「ドレス着たのって久しぶりだな〜♪」
裾がふんわりしたオレンジのリボンがついた黄色のドレスを着たティアラ。黄色のハイヒールを履いており、髪はコテで巻かれ、オレンジのカーネーションのコサージュがついたカチューシャをつけている。
?「ティアラ、久しぶりですね。」
ティアラ「エドガー!!久しぶり!!今日は招待してくれてありがとう!!」
エドガー「ラティアの頼みは断れませんからね。」
ティアラ「断ったら殺されるもんね〜w」
エドガー「向こうにクレープも用意してますよ。」
ティアラ「嫁っ?!わ〜い!!」
ティアラはテーブルに山積みにされたクレープを頬張っている。皆さん、これがクラリス家のご令嬢ですよ←
ここ「ラティア!いい加減に出てきなよ!」
ラティア「む、無理っ!!こんな格好で人前に出るなんて!!///」
ここ「何言ってるの!!パーティーなんて何百回と出席してるでしょ?!」
ラティア「何よ!!『隅の方で隠れてたらいいじゃない』とか言ってくれたじゃない!!」
ここ「それはそれ!!これはこれよ!!」
ラティア「はぁ?!意味分かんない!!」
ここ「文句言う暇があるなら出てくる!!」
ここに引っぱられて出てきたラティアは、青のリボンがついた水色のドレスにふわふわな白のボレロを羽織っており、青のハイヒールを履いていた。髪はコテで巻いたあとサイドで纏め、青のカーネーションのコサージュをつけている。
全「「「!!!!/////」」」
思わずその場にいる全員が顔を赤くした。ラティアの顔は若干涙目になっており、それも赤くなる対象なのだろう。出てきた瞬間、ラティアは隅の方に走っていった。ここも慌ててあとを追う。
ラティア「うぅっ…、もう帰りたい…(泣)」
隅の方でしゃがみこんで泣くラティア。余程恥ずかしかったのだろう。その時、クレープがのっている皿を持ったティアラが近寄ってきた。
ティアラ「ここ!ラティア!今からエドガーと守が勝負するんだって!」
ここ「勝負って…、なんでそんなことに?」
ラティア「…どうせエドガーが喧嘩吹っかけたんでしょう。」
ティアラ「詳しいことは分かんないけど…、でも面白そうじゃん!見に行こうよ!」
3人はグラウンドに向かった。
グラウンドでは、エドガーと円堂がユニフォームを着て立っていた。
ラティア「ったく…、エドガーも相変わらずなんだから…。」
ティアラ「面白そうだなぁ〜!!どっちも頑張れ〜!!」
クレープを頬張りながら応援するティアラ。その様子を、イナズマジャパンのほとんどがポカーンとした表情で見つめている。
風丸「あいつ…、ラティアと知り合いみたいだけど…、」
鬼道「知り合いもなにも双子の姉だ。」
全「「「はぁっ?!?!」」」
ティアラ「君達!!煩いよ!!」
ラティア・ここ「「そういう貴女が一番煩い。」」
ティアラ「は〜い…。」
豪炎寺「ず、随分と正反対だな…;」
鬼道「ああ。だが、実力はラティアと互角だ。」
エドガー「では、行きますよ。」
円堂「こい!!」
ティアラ「おっ!始まるみたいだよ!…あれっ?もう嫁無いや〜…。」
エドガー「エクスカリバー!!」
エドガーの叫び声とともに物凄い威力の技が円堂におしよせる。
風丸「なんだ?!このシュートは?!」
栗松「凄いパワーでやんす!!」
ティアラ「な〜んだ。本気じゃないじゃん。」
ラティア「試合前に本気見せるわけないじゃない。」
ティアラ「そうだよね〜。つーか、あれなら止められるんじゃない?」
円堂「怒りの鉄槌!!…うわっ!!」
円堂の怒りの鉄槌はいとも簡単に破られてしまった。
立向井「し、信じられない…!!円堂さんの怒りの鉄槌が、あんなに簡単に破れてるなんて…!!」
秋「円堂君…、」
ティアラ「守、負けちゃったね〜。あれが最強技みたいだし…、ショックが大きいかな?」
円堂「凄いなエドガー!!今のシュート!!あんなシュートが打てるなんて!!」
ここ「円堂君…、負けたのに笑ってる…?」
円堂「皆も見ただろ?!今のシュート!!これが世界レベルのサッカー!!そして俺達は、その世界と戦える!!こんな強い相手と戦えるんだ!!」
ラティア「…下らない。」
円堂「えっ?」
ラティア「下らないって言ってるのよ。負けたのに笑ってるなんて…、何?『負けにも意味がある』ってこと?そんな言い訳、本当に下らない。」
ラティアは円堂を鋭い目つきで睨み、そう言った。
ラティア「『負けにも意味がある』なんて、敗者の下らない言い訳に過ぎない。負けたあとに待っているのは…、絶望だけ。今まで周りにいた人達が全て見捨てる…。私はそういう現実を幾つも見てきたわ。」
ラティアは円堂にそう言い放つと、今度はエドガーに向かってこう言った。
ラティア「明後日の試合、私はどんな手を勝っても勝つわ。私には、勝たなきゃいけない義務があるから。その為なら…、自分だって犠牲にする。」
ラティアはそういうと、会場から出ていった。ここも慌ててあとを追う。
ティアラ「守…、こんな言葉知ってるかな?『勝つことは絶対、敗者に存在価値はない』」
ティアラはそれだけ言うと、ラティア達の後を追った。
円堂「どうして…、ティアラが影山の言葉を知っているんだ…?!」
円堂の問いに答える者は、誰もいなかった。
***
姫佳「これ書くのに1時間半かかった…^^;」
ラティア「それだけ時間かけてこんなに駄目文なんて…。」
ティアラ「才能無さ過ぎ!!」
姫佳「存じております…(T_T)つーか、なんであの言葉知ってるの?」
ティアラ「それはnラティア「ネタバレ。」