二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマ 海の悪魔姫と太陽の天使姫〜更新再開!〜 ( No.84 )
- 日時: 2012/05/20 17:49
- 名前: 姫佳 ◆MWOkRuxz12 (ID: L9PtbysF)
- 参照: いや〜、中学最後のテストが終わって本当に良かった^^
第17話「完成!俺だけの必殺技!!(後編)」
ラティア「…で、無敵の槍を封じれるわけ?」
不動「ああ。」
ラティア「随分と自信があるのね。…じゃあ、前で待ってるから。ボール回さなかったら殺すわよ。」
後半が始まった。不動と風丸、鬼道と佐久間は其々アイコンタクトを取り、ゴール前のスペースを大きく開けた。そこへ容赦なく無敵の槍が襲いかかる。
不動「飛鷹!狙うのはシュートの瞬間だぞ!」
飛鷹「ああ!」
エドガーがシュートを打とうとした瞬間、飛鷹が真空魔でボールを奪った。
ラティア「へぇ…。結構やるじゃない。」
そして、ラティアは誰にも聞こえない声でそう呟いた。
ラティア「イナズマジャパン…、信用してもいいかも。」
ティアラ「シュートを打つ時を狙ってガードの選手を引きつけ、ボールを奪ったんだね!凄い!イナズマジャパン、結構やるじゃん♪」
一哉「あっ、またクレープ食べてる。」
ティアラ「スカイのポシェットから出したw」
土門「ああ、あのなんでも入ってるやつなw」
ティアラ「その名も『超次元ポシェット』!!」
マーク「名前つけたのか…;」
ディラン「いい名前だね!」
ティアラ「でしょ〜?!」
スカイ「クルルッ♪」
ティアラ「スカイも気に入ってるんだよね〜☆」
不動と鬼道が指示を出す。まるで、自由自在に動く2つの台風のようだ。この必殺タクティクスは「デュアルタイフーン」と名付けられた。
鬼道「染岡!豪炎寺!」
イナズマジャパンは攻撃に転じた。
不動「今だ!ヒロト!」
ヒロトにパスが回る。
ヒロト「流星ブレードV2!!」
ラティア「(あれじゃあ止められる!!)アイスボール!!」
ラティアは流星ブレードV2をシュートチェインに使った。ボールを氷の球が包みこんだ。そして、ガラティーンを破り3‐2で逆転した。
ラティア「ごめんなさい。止められると思ったから…、」
ヒロト「全然良いよ。」
ヒロトが微笑むと、ラティアも微笑み返した。
染岡「今の止められるって分かってたのか?」
ラティア「えぇ。だから、シュートチェインに使ったわ。」
風丸「本当に凄いな!!」
ラティア「皆が無敵の槍を封じてくれたおかげよ。」
土門「ラティア、馴染んでるな。」
ディラン「ラティアがもう馴染んでるなんて…、凄いね!」
一哉「あれが円堂達の凄いところだよ。」
ティアラ「…ずるい。」
マーク「えっ?」
ティアラ「だって、まだ出会って一週間も経ってないラティアを馴染ませたんだよ?なんか…、ラティアを取られちゃったみたい。」
マーク「ヤキモチか…。」
ティアラ「…うん。」
後半に入ってゲームの流れを掴んだイナズマジャパンは攻撃の手を緩めない。
虎丸「今度こそ…、今度こそ決めるぞ!!」
ラティア(虎丸…、何かあるみたいね…。)
不動からラティアにパスが回る。ストーンプリズンが襲いかかるが、ラティアはアクアテールで跳び越えた。
ラティア「虎丸!!」
ラティアから虎丸にパスが回り、虎丸が新必殺技の「グラディウスアーチ」を決め、4‐2になった。
虎丸「気付いてたんですか?」
ラティア「なんとなくね。私の勘、甘く見ない方がいいわよ?」
試合終了の時間が迫ってきている。鬼道から染岡にパス、染岡がドラゴンスレイヤーを打ったが、エドガーがエクスカリバーで蹴り返した。凄まじい威力のシュートがゴールに襲いかかる。
円堂「どうする…?どうすれば止められる…?!」
ラティア「守!!!いい加減に気付きなさいよ!!!」
その時、ラティアが叫んだ。ラティアがこんなにも大声で叫ぶところは、ティアラやマーク達も見たことがなかったので驚いていた。
ラティア「貴方、言ってたじゃない!!!『どんなシュートも、ゴールに入らなければ、得点にならない』って!!!」
円堂「…そうか!!止める必要はない!!ゴールに入れなければいいんだ!!どんなシュートでも…、ゴールに入らなければ、得点にはならないんだ!!」
円堂が新必殺技「イジゲン・ザ・ハンド」でゴールを守った。
ティアラ「外れた…?…ううん、『外させた』!!あんな方法を思いつくなんて…、やっぱり守は地獄の太陽の餌食に相応しいね!!」
土門「ティアラ、円堂のこと気に入ってるのか?」
マーク「みたいだな。」
円堂「ラティア!!」
円堂からラティアにパスが回る。
ラティア「地獄の海で溺れ死になさい!!エアロブラスト!!」
水色の竜巻がナイツオブクイーン陣内に襲いかかる。ゴールは粉々に壊れ、更には観客席まで壊れた。因みに、観客は全員無事でした☆
ホイッスルが鳴り、5‐2でイナズマジャパンが勝った。
ラティア「いたっ…、」
ラティアが足をおさえてしゃがみこむ。それに気付いた皆は、ラティアの元に駆けよる。
円堂「ラティア!大丈夫か?!」
ラティア「な、何とか…。…やっぱりダメージ大きいわね…。」
豪炎寺「どういうことだ?」
ラティア「エアロブラストは、プロリーグで活躍していたお父様の必殺技なの。だから、子供の私には負担が大きいのよね。」
風丸「そんな危ない技、どうして…、」
ラティア「エアロブラストは見ての通りあの威力よ。打てば必ず入るわ。…あっ、因みにあれでもかなりパワー抑えたのよ?」
全「「「はぁ?!?!」」」
ラティア「本気出したら地球滅亡するわよ。それに、私の体も粉々になるだろうし。」
この時、その場にいる全員は思った。「ラティアに喧嘩を売るのは絶対にやめよう」と…
***
姫佳「よっしゃあ〜!!イギリス戦、終わった〜!!」
ティアラ「ラティア!!おめでとう〜♪」
ラティア「ありがとう。まぁ、当然の結果よ。」
姫佳「もう少しでチームK編に入れる!!楽しみだ〜!!><b因みに、『超次元ポシェット』は桜花火がつけてくれました☆桜花火!!勝手に使ってごめんね!!>人<;」