二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマ 海の悪魔姫と太陽の天使姫〜更新再開!〜 ( No.88 )
- 日時: 2012/05/20 18:35
- 名前: 姫佳 ◆MWOkRuxz12 (ID: L9PtbysF)
- 参照: いや〜、中学最後のテストが終わって本当に良かった^^
第19話「狙われた少女(前編)」
〜ラティアsaid〜
ロビン「では、ゆっくりお休みになって下さい。」
ラティア「はい…。」
ロビンさんはそういうと、部屋を出ていった。私は今、別荘にある自分の部屋のベッドで寝転がっている。昨日、40度近くの熱を出して倒れてしまった私。幸い、今日と明日ゆっくり休めば治るらしい。原因は疲労。そういえば、最近バタバタしててほとんど寝てなかったわね…。私もイナズマジャパンの選手なんだし、これからは体調管理をしっかりしないと。
今の私の格好は、薄い水色のネグリジェにみつあみ。因みに、このみつあみは作者の趣味なんですって。…なんで作者の趣味に私が付き合わなきゃならないのかしら…(呆)
ビアン「ニャア。」
ビアンが心配そうに擦り寄ってくる。私は安心させるようにビアンの頭を撫でた。窓からは、オルフェウスが練習している様子が見える。…と思ったら、グラウンドには誰もいなかった。
ラティア「えっ…?今の時間帯は練習してるはずなのに…、」
嫌な予感がした。自分で言うのもなんだが、私の予感は結構当たる。私はいてもたってもいられなくなり、白のカーディガンを羽織って裏口から外へ出た。ビアンは昼寝中だった為、簡単に外に出られた。
〜イタリアエリア nosaid〜
ラティアがイタリアエリアを歩いていると、近くから物凄い音がした。
ラティア「何…?今の音…、」
ラティアは音がした方へ向かった。
ラティアが来てみると、そこには木材が倒れ、周りにはオルフェウスや円堂達が集まっていた。
円堂「あっ!!ラティア!!」
ラティア「守…、フィディオ達も。」
鬼道「何してるんだ?こんな所で。というか、熱は大丈夫なのか?」
ラティア「薬飲んだから、今はひいてるけど…、」
フィディオ「熱って…、どのくらい?」
ラティア「40度近く。」
全「「「はぁ?!?!」」」
フィディオ「大人しく寝てなきゃ駄目じゃないか!もうすぐアルゼンチン戦だろ?!」
ラティア「フィディオ達が練習時間なのに、練習してなかったから心配になって…。…何があったの?」
フィディオは今までのことを話した。
円堂「えっ?!8人も怪我したのか?!」
フィディオ「うん…。」
ラティア「それって…、偶然にしてはできすぎているわ。」
鬼道「ああ。もしかしたら、誰かが意図的に仕組んでいるのかもしれない。」
フィディオ「どういうことだ?」
ラティア「つまり、チームKを代表にする為にやったってことよ。」
フィディオ「まさか、ミスターKが…?…代表の監督が、そんなことするわけがない!」
鬼道「俺はそういう男を知っている。…『影山零冶』、昔俺達の監督だった男さ。」
ラティア「…!!」
フィディオ「ラティア…?」
鬼道は影山のことをフィディオに話した。
フィディオ「そんなことが…。影山零冶…、恐ろしい男だね…。そいつが、このイタリアエリアにいるなんて…、」
ラティア「有人…、それは本当なの?」
鬼道「…ああ。」
ラティア「…そう。…私、ちょっと気分悪くなっちゃったから帰るわね。」
フィディオ「送っていくよ。」
ラティア「大丈夫。今はそれどころじゃないでしょう?それに、別荘もすぐ近くだから。」
円堂「へぇ〜。…別荘?!お前、別荘持ってるのか?!」
ラティア「え、えぇ…、」
円堂「スッゲー!!金持ちみたいだな!!」
フィディオ「『みたい』じゃなくて、金持ちなんだよ…^^;」
円堂「あっ、そっか。」
皆と別れた後、ラティアはイタリアエリアを走り回った。
ラティア(どこにいるの…。影山…!!)
熱が上がってきたラティアは、近くの狭い路地に入った。
ラティア「影山零冶…、私はお前を絶対に許さない…!!」
サファイアのペンダントを見つめ、憎しみがこもった瞳でそう呟くラティア。
?「すみません。」
ラティア「…はい?」
?「貴女はもしや、ラティア・クラリス様ではございませんか?」
ラティア「そうですけど…、私に何か…?」
?「えぇ、用があります。とっても大事な用がね!!」
その時、男は銃を発砲した。イタリアエリアに、銃声が響いた。
***
フィディオ「姫佳、一言言ってもいい?」
姫佳「どうぞ!!」
フィディオ「殺してもいいかな?(黒)」
姫佳「…えぇっ?!」
ティアラ「そうだそうだ〜!!死ね〜!!」
ティアラ「酷くない?!」
ティアラ・フィディオ「「ラティアをあんな目に遭わすお前の方が酷い!!」」
姫佳「あっ、ラティアのみつあみどうでした〜?引き続き、ラティアの髪型アンケート募集中です☆詳しくは>>87を読んで下さい!!」