二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマ 海の悪魔姫と太陽の天使姫〜更新再開!〜 ( No.96 )
- 日時: 2012/05/20 18:40
- 名前: 姫佳 ◆MWOkRuxz12 (ID: L9PtbysF)
- 参照: いや〜、中学最後のテストが終わって本当に良かった^^
第20話「狙われた少女(後編)」
銃声が響いた後、ラティアは恐る恐る目を開けた。
ラティア「えっ…?!私…、生きてる…?!」
絶対に殺されると思っていたラティアは、今の状態を理解するのに時間がかかった。そして、銃弾は真横の壁に撃ちつけられていた。
?「今日は挨拶です。」
ラティア「挨拶…?」
?「はい。殺されたくなければ、我々の命令に従っていただきますよ?」
ラティア「…お生憎様。私、人に指図されるのって大っ嫌いなの。」
?「ですが、声が震えていらっしゃいますよ?」
ラティア「…、」
その時、誰かが此方に向かって走ってくる音が聞こえた。
?「おや…、誰か来たようですね。では、今日のところは引きあげましょう。」
男は不敵な笑みを浮かべ、消えた。ラティアは急に力が抜け、その場に座りこんでしまった。
フィディオ「ラティア?!」
ラティア「フィディオ…、」
フィディオ「大丈夫?…銃弾?!これってさっきの…、」
ラティア「銃声…、聞こえたの?」
フィディオ「うん。まさか…、ラティアを狙って…?!」
ラティア「みたいね…。私も何が何だかよく分からないけど…、」
フィディオ「…立てる?」
ラティア「…ありがとう。」
フィディオが差し出した手を、ラティアはそっと握った。その時、ラティアの体が震えていることにフィディオは気がついた。フィディオが何か言おうとした時、何かが落ちた音がした。
ラティア「今の音は…?!」
フィディオ「あっちの方だ!!…走れる?」
ラティア「えぇ。」
2人は音がした方に向かった。
2人が着くと、円堂、鬼道、佐久間がいた。鬼道の後ろには木材が倒れている。
フィディオ「なんてことだ…。」
ラティア「皆!!大丈夫?!」
ラティアがそう訊くと、3人は頷く。それを見て、ラティアとフィディオはホッと溜息を吐いた。
ラティア「この落ち方…、動かなければ当たらないように仕掛けていたのね。」
鬼道「ああ…。あいつが今の俺の力を試したんだ。」
フィディオ「君を試す…?」
その時、不動が驚いた顔でやってきた。
ラティア「とにかく、詳しい話は向こうでしましょう。」
全員は頷き、場所を移動した。
フィディオ「君を狙ったのは、影山なのか?」
鬼道「…ああ。顔は見てないが、直接話した。間違いない。」
円堂「手段を選ばないやり方は、相変わらずだな。」
鬼道「フィディオ、さっきの話だが、やはりお前達のチームに俺達を入れてくれ。」
フィディオ「えっ?!」
円堂「…まさか!!」
鬼道「チームのメンバーが怪我したことと、俺が狙われたこと…、この2つに何か関係があるのかもしれない。」
佐久間「試合を通して、影山とミスターKの関係が分かるかもしれないということか。」
フィディオ「分かった。皆に相談してみるよ。」
鬼道「よろしく頼む。」
ラティア「じゃあ、今晩は私の別荘に泊まる?」
全「「「Σえっ?!?!」」」
ラティア「あそこならグラウンドもあるし、イタリアエリアのグラウンドからも近くて便利だと思うわ。」
円堂「Σグラウンドあるのか?!」
ラティア「えぇ。人数分の部屋も用意できるわよ?」
佐久間「それが良いな。」
鬼道「ああ。あそこはセキュリティもしっかりしているから安全だ。」
ラティア「それじゃあ、行きましょうか。」
円堂「なんか俺、スッゲー緊張してきた…;」
全員は別荘に向かった。因みに円堂は、緊張している為、手と足が一緒に出てたそうです^^;
***
姫佳「タイトル考えるのが面倒だから、前編と後編に分けました♪」
ラティア「そんなことだろうと思ったわ…(呆)」
ティアラ「ねぇ!!そんなことより、私が出てないんだけど!!」
姫佳「だってラティアが主役なんだもん!!イナズマジャパンが主役なんだもん!!ティアラはリトルギガントだから、普通は予選終わるまで出番無しなんだよ?!予選でも出てるだけ有難いと思いなさい!!」
ティアラ「酷い!!」
姫佳「仕方ないじゃん!!リトルギガントは決勝戦の相手なんだから!!」
ティアラ「次はいつ出るの?!」
姫佳「…そのうち…;;」
ティアラ「絶対に殺す!!(怒)」