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「月藍はどこに逃げる？」
『この学校だだっ広いので、どこへ行っても大丈夫かなーと』
「結構ストレートな言い方するね」

ハハ、と苦笑いする五星さん。
言いたいことは言わないと気が済まない時がありますし。
捕まった人は、一定の場所へ連れて行かれるらしいです。
捕まった人を運ぶ係もあるらしいんですよー。

『まぁ、お互い頑張りましょうね！』
「捕まらないようにな」

《そろそろ鬼がスタートします》

おや、もう始まりますね。
なんだかワクワクします。wktk！←

「じゃあな」
『お互い健闘しましょうね！』

*

『8月15日の午後12時半くらいのことーー…天気が良い』

って呑気にカゲロウデイズ歌ってる場合じゃないですよねー…。
うう…すっかり忘れてました。
私、方向音痴だったんですよ…。

『ここ、どこでしょうか…？』
「月藍ちゃん？」
『ひやぁぁ！！…イヴァンさんじゃないですか…。びっくりさせないで下さいよ…』
「僕は驚かしたつもりはないけどね。月藍ちゃんが1人で驚いたんだもんね〜」

何気に酷い！
……あれ。イヴァンさんって………。

『生徒会ですよねぇ…？』
「正解★」

星が黒いですよ！？
捕まりたくはないです！
ていうか、何で黒いオーラ出てるんですか！！

でも、背後から、さらに黒いオーラを出してる方登場。

「兄さん結婚結婚結婚結婚結婚結婚結婚((ry」
「来ないでぇぇぇ！！」

……一体何だったんでしょう。
いきなり現れ、去っていきましたよ…。
何はともあれ、捕まらなくて良かったです！←