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>>80からの続き。

*

『ふぁーー…』

空に手を上げ、大きく伸びをする。
3月にしては暖かくて、眠くなってくる。
屋上にただ1人。

『何だか、1人っていうのも…久々ですねぇ』

青く澄み切った空に響く独り言。
こんな風景を、前にも見たような気がする。

















青い空。








1人で。
















頭に痛みが走る。
無理はするものじゃありませんね…。

リリリリリリ…

『教室に戻りますか！』

ドアをバタンと閉め、階段を下りる。
それと一緒に、思いだしそうな記憶に、蓋が落ちた。