二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 妖狐×僕SS-黄金の瞳- ( No.12 )
日時: 2012/03/02 23:55
名前: 優蘭 (ID: 3mln2Ui1)
参照: http://ameblo.jp/tsxbd562/

第2話≪獅子≫

ふ「ねぇ!!! 野ばら!!!  今日はね…!!」
の「妹ちゃんがくるんでしょー!?? 何度も聞いたわw」
ふ「えへw  そんなに言ったかなぁ?」
の「www」

前髪が女子らしい三つ編みで流している女が
野ばらという名の眼鏡美女の女と話している。

そ「野ばらさん…俺の芯しらね?」

ふわふわと,一反木綿の姿をした
少年が野ばらに話している。
———————そう,ここはメゾン・ド・章樫

通称「妖館(あやかしかん)」。一世帯につき一人のSS(シークレットサービス)がつき、最強のセキュリティーを誇る最高級マンション。
家賃は高額で、由緒ある家柄の人間のみ入居を許されている。

…というのは
表向きの話。

の「はぁ?  そんなのあたしに聞かないでよね!  ね〜藍風!?」
ふ「うーんw  そだねw 反ノ塚! ラップの芯で我慢しなよw」

そ「えー…。」

そんな会話をしている藍風たちは『先祖返り』といって先祖が過去に妖怪と交わり、その妖怪の血を濃く受け継いで生まれてくる者の集まり。 
『ピロロロロロロロ!!♪』

ふ「あ!!!!  碧空だ!」
そ「そ…ら?  誰だ?」
の「反ノ塚! いいからあっちいってなさーい!!!!」
そ「…。」

野ばらは
反ノ塚に冷たく言うと,すぐに「碧空ちゃん,もうついたって??」と藍風に駆け寄っていった。

すると
妖館の玄関で バタン という車のドアが閉まる音がした。

ふ「碧空だぁ!!!!!!!」

藍風は
猛ダッシュで碧空のもとへと行った。