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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- 第一節 開発途中の魔術師達 ( No.15 )
- 日時: 2012/02/16 18:35
- 名前: 蒼炎 (ID: hj9a4sJB)
吹雪は一旦家へ帰った。
どうやら家の電気を付けっぱなしにしてしまったらしい。何故か霊装を忘れて行った。
白「霊を探す霊装・・・カードに何の術式組み込めば・・・?」
すると、店の窓から赤い髪の少年が入って来るのが見えた。
白夜は僅かに苦い顔をし、
白「・・・悪いが、お前の注文は受けてないぞ、ヒロト」
ヒロト、と呼ばれた少年は白夜の近くに寄って、
ヒ「俺も君に霊装の注文した覚えは無いよ」
白「なら冷やかしか?だったら出てけ。腹に鉄矢10本刺すぞ」
ヒ「今回は、睦月第三位である貝塚君に報告をしに来たんだよ」
白「・・・殺人が1年も無くなった平和なこのルシフェニアで一体何を」
ヒ「戦争」
ヒロトはサラリと言った。
白夜は疑った表情をして、
白「・・・・・ルシフェニアと何処がだよ」
ヒ「エルフォード。銃パラダイスの殺人国」
白「発端は何だよ」
ヒ「さぁね。俺もさっき隣の家のおばさんに聞いただけだから」
吹「あれ?基山君なんで居るの?」
白「空気読め馬鹿吹雪」
戻って来た吹雪に白夜は吐き捨てるように言う。
まるでそれを気にしない様に吹雪は言った。
吹「それで、何さっきの何とかパラダイスの何とか国って」
白「銃パラダイスの殺人国。エルフォードとルシフェニアが戦争するんだとさ」
吹「・・・・え」
もはや疑問系ですら無い吹雪。
ヒロトは特に表情を変えずに言った。
ヒ「詳しくは、彼処に行けば沢山情報は聞けるよ。でも行くのに時間は掛かるけどね」
白・吹「「?」」
ヒ「『夢月夜行』の店員の1人に聞けばいいんだ」
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