PR
二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- 第三節 展開される本来の闇と悪 ( No.38 )
- 日時: 2012/02/18 12:55
- 名前: 蒼炎 (ID: hj9a4sJB)
ギギギギィィッ!!と、衝撃波と同時に、粉塵が巻き起こる。
それは、銀髪の少年の魔術が茶髪の少女し衝突した音だった。
?「もしかして、フブキの事守ろうとか思ってる?誰も頼んでないっつーの。そもそもフブキを旧個体と同じ扱いしないでよ」
『フブキ』と言う少年は、粉塵の中で言う。
表情が仮面で隠れて見えないのに、憎悪で笑っているとしか思えなかった。
対し、『フブキ』が前谷真希と呼んだ少女は、一向に魔術を使わない。
?「『欠格個体』とでも名乗っておくよ」
欠格個体は、粉塵からこちらへ歩き出す。
吹雪は、それが命のタイムリミットに感じた。
欠「ネタバレだけど取り敢えず言っとくよ。フブキは前谷さんを抹殺したら、おにーさまも襲うよ?面倒だから」
真「・・・ーーざけンじゃねェぞ糞野郎がッ!!」
彼女は欠格個体の顔を正面から殴る。
しかし。
欠「む・だ・だ・よ」
真「ッ!?」
欠格個体の仮面は砕け、その下から顔が見えた。
その顔はまるで。
吹雪自身が高校生にまで成長したかの様な顔。
吹雪とよく似た少年は言う。
憎悪という感情で、顔が極悪な笑顔になった少年が。
欠「どうせ君達の心はここで死ぬ。人格が粉々になるまで遊んであげるから、存分に楽しんでよね!」
*
実際に今日、欠格個体が夢に出た・・・
PR