PR
二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- 第三節 展開される本来の闇と悪 ( No.42 )
- 日時: 2012/02/21 19:16
- 名前: 蒼炎 (ID: hj9a4sJB)
しーん・・・と再び静まり返る。夢月夜行の店内。
そこには絶句という言葉がパタパタ飛び回っている様だ。
奏「まさか、本当に帰るとは・・・な」
彼はカウンター席に座ったままポツリと呟く。
するとヒロトは何かを思い出したかの様に、
ヒ「ああ、そう言えばこれが有ったんだ」
奏・結「「?」」
ヒロトは何かポケットの中から細長い変なのを出す。
チラッと見た時は針金を折り曲げたチャチなダウンジングだと結祈は思ったが、全く違かった。
結「ああ、鋼の裁断杖(アーム)か」
ヒ「・・・何で君が?」
結「僕の記憶力舐めないでよ?」
あっさりと言う結祈。
ヒロトは何か鋼の裁断杖(アーム)のパーツをカチャカチャ動かし、
ヒ「うーん・・・どうしてもヒロトスペシャルカスタムが上手く行かないんだよな・・・」
結「ヒロトスペシャルカスタムとかネーミングセンス悪いから」
するとヒロトは難問が解けたかの様に目を見開き、
ヒ「で、きた・・・ヒロトスペシャルカスタムの鋼の裁断杖(アーム)が!」
結「だからネーミングセンス悪いって」
結祈の言葉を無視し、ヒロトは席から立ち上がる。
ヒ「これで、貝塚君の居場所が解るよ」
結「ネーミングセンス悪いのに?」
奏「何時までそれ引きずってるんだ」
*
またもやアームが登場した訳で。
晴矢のアームが心を読める術式の霊装なら、ヒロトのアームは何の術式のアームなのかしら←
PR