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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- 第三節 展開される本来の闇と悪 ( No.46 )
- 日時: 2012/02/23 20:05
- 名前: 蒼炎 (ID: hj9a4sJB)
轟ッ!と、真希と欠格個体(フブキワースト)の立っている道路の1部が吹き飛ぶ。
吹雪は月弥と通信機器霊装の番号を教え合い、月弥を避難させた。
彼は死闘を繰り広げる少年達に気付かれない様に、近くの路地に隠れる。
茶髪の少女の手には、2m近くある窒素で出来たらしき槍が手の中にあった。
欠「気をつけた方が良いよ」
ニヤニヤと。
明らかに含みが有る様に、欠格個体(フブキワースト)は少女に言う。
欠「前谷さんよりは出力は出ないけど、おにーさまより断然出力はあるし。大体、卯月位になるのかな?」
スッ、と。
氷で造られた剣が、彼の手に現れる。
槍と剣。
空気と氷。
人間とクローン。
少女と少年。
神無月と卯月。
目の前の敵を守ろうとする者と目の前の敵を抹殺する者。
何もかもが違う彼らは激突する。
そんな状況を、吹雪は放置出来なかった。
彼は傍観者になれなかった。
*
なんだろうね、主人公でもないフブキワーストが1番書きやすいと思う今日この頃。
むしろ彼が主人公でも良かったかもね((ry
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