二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 銀魂 菜華を操る少女 ( No.36 )
日時: 2012/03/30 15:09
名前: 梨奈 (ID: F08K/Z64)









               第五訓 美人って男装しても綺麗だよね♪






次の日の朝。
今日の朝御飯は新八が担当した。
皆助かったぁ〜とお妙にばれないように心の中で思った。
そして、それから……


「あの、皆さんにお願いがあるんです…。」

歌音が皆を集め真剣な顔で言う。
皆はまだ「なんだろぉ〜?」的な感覚で全然真剣には考えていなかった。

「お願いって何かしら?」

「あ、あの……春雨が何処まで情報を掴んでるとか…あといろいろ…。
 調べたいことがあるんです…。だからその……。」

もんごろもんごろと言う歌音に神楽が事実をぶつける。

「でも、歌音はあいつらに狙われてるアル!」

事実を言われ悲しそうな顔をする歌音だったが、

「で、ですからその……男装をすればばれないんじゃないのかなぁ〜と……。」

恥ずかしそうに男装をして歩くことを提案した。
皆、「えっ、男装?」と言う顔になり4人だけでまずヒソヒソゴニョゴニョと話す。
そして……

「男装しても、危険なのは危険だぞ?」

「そ、それは分かってるよ! でもどうしても私は!」

「分かった。そこまで言うんだったら俺が付いていこう!」

「えっ?」

「そうですね! 銀さんが一緒なら、春雨が来ても大丈夫ですもんね!」

「おうよっ!」

「えっ、いやでも……。」

「なんだぁ? 俺じゃあ、お前の騎士になれないって言うのかぁ〜。」

「べ、べつにそうゆう意味じゃあ……って騎士?!」

「さ、そうと決まったらお着替えね!」

「すぺしゃるこーでぃねぇーたーの神楽ちゃんが超凄いこーでぃねぇーとしてあげるアル!」

「あのちょっ!」

銀時が付いてくることにまだ納得していない歌音だったが、4人の勝手さには付いて行けず、そのまま神楽とお妙に別室へと引きずられていった……。


「ちょ、待ってくださいよぉ〜!!」

「そんな、遠慮はいらないアルヨ♪」

「いや、遠慮とかそんなんじゃなくて…!!」

「さぁもう観念しなさい。」

「きゃぁぁぁ、銀時〜助けて〜!!!」

助けを求める声もむなしく、そのまま連れて行かれましたとさっ♪