二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: *花うた*[銀魂]_絵UP!_ ( No.17 )
日時: 2012/02/21 16:22
名前: うさぎ (ID: 4dKRj7K1)

*6[テストにでるからとか言いながら出ないときってたまにあるよね]



『速やかにでてこい、抵抗すれば打つぞ』


裏口をみても完全に囲まれていた。
下にいたお登勢達はきっと、困惑していることだろうと思う


「そういえば、お前名前は?」


もぐもぐと遅い朝ごはん、もとい昼ごはんを食べながら聞くと
銀時は浅いため息と共に自己紹介を済ませた

「ふーん、ギントキね、で?あんたは?」

お箸で指を差し、沖田に自己紹介を求めた

「…知っても俺はお前の敵ですぜぃ?」

不思議そうに返すと、飛騨は分かってると言うようにうなずき
そして、もう一度問いかけた

「敵でも味方でも、お前とか呼ぶのは好きじゃないからな」

少し驚き気味になるも、銀時と同様に淡々と自己紹介していった

「ふーん、ソーゴさんね、了解」

言い終わると同時に、お茶碗とお箸を机に置き、ごちそうさまをすると
スッと立ち上がり準備運動をし始めた

「…何してんだ?」

不思議そうに聞く銀時に対して
当たり前だろうという風に飛騨は返した

「今から逃げるのに、怠けた体では頼りないからな」


**


「オイ、本当にいるのか?」

時雨が面倒くさそうに問うと土方は吸い終わったタバコを道端に捨て
ジリジリと、かかとで消し終わり、イライラした眼差しで万事屋の看板を見つめた


「必ず居る、なぁ近藤さんもう突入してもいいんじゃねぇか?」


その、目線の先には説得しようと着替えてきたのか、
おさげのカツラをかぶり女物の着物を来て

拡声器に向かって永遠と話しかけている近藤がいた


『おかーさん悲しいわ!お父さんも、きっと天国で泣いて…』


「ねぇギントキ、ああいうのを頭が逝ってるっていうんだろうか」

不意に扉が開いて、指名手配犯である飛騨がゆっくりと話しながら出てきた
出てきた飛騨に対して一斉に銃向けられた、正格にいうとバズーカの方が多い


「やっと出てきたか…って総悟!?」


驚くのも当たり前で、やんやと話している銀時、飛騨の中に
沖田も混じっていたからだ


「そうか…って!黙って聞いていれば…カレーには納豆だろ!」

「はぁ!?おめー味覚大丈夫か?カレーには小豆一択だろ!」

「おいおい、旦那とゆう、カレーはそのまま食った方が上手いにきまってまさぁ」


物凄く今の状況にミスマッチな話をしているような気がする…
土方はそう思いながら無意識に、近藤から拡声器を奪い取り叫んでいた


『いや、カレーにはマヨネーズしかねーだろ!!』


「二人ともっ、悪い!!」

ゴスッという鈍い音がその場に響き、2人が同時に倒れた
土方の叫びで気がそれた所を狙ったのだ

勿論、こんなの作戦にはなく飛騨の思いやりというものが作戦に勝ったのだ

飛騨と一緒にいる→危ない→作戦は2人を巻き込む→じゃあ私だけ逃げればい

という考えの下、だ。


叫んだあと、さっと屋根の上に飛び乗り、まるで、忍者かのように
消えていった、土方にしてみれば逃すのは二度目だ。
それはもう血走った目で探せ!と叫んだ

「はぁーっ!!ありえねぇ…」

頭をガシガシと掻くとまたタバコに火をつけ始めた



To be continued.


さて、この先飛騨ゆうちゃんど!なるんでしょ(笑)

なんか、自己満足臭が半端なくなってきた…
こんなんでいいのかな〜