二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: *花うた*[銀魂]_番外編*バレンタイン更新!_ ( No.21 )
日時: 2012/02/22 22:48
名前: うさぎ (ID: 4dKRj7K1)

*7[馬鹿は忘れた頃にやってくる]


「くっ…お前、私と殺るのか?」


路地裏で運悪く真選組に出くわしてしまった。
最近名が売れてきた室戸時雨という剣豪だ、
転ばぬ先の杖として、一応手刀の構えをして相手方出てくるのを待った

「さぁな、ただ俺は無駄に剣を振るわない」

少しの間睨み続けたが、女の飛騨が弱いと思ったのか一向に剣を
抜こうとしない、それをみてまた屋根の上に飛び写ると
飛騨は少し振り返りながらまた逃げ始めた

「変な奴…」

**

「おい、起きろ」

ガンッと頭を蹴られる銀時と沖田
いきなり走った衝撃に、びっくりして目を冷ますと土方の説教が待っていた

「ったく、総悟!!何逃がしてんだ、手錠でもなんなりして捕まえろよっ」

「そー言われても土方さん、ゆうの手にはもう手錠ついてましたぜ?」

手刀で突かれた首をさすりながらそういうと土方は深いため息をついた

「大串君、何してんの?あ、まだマリモでかくなってんの?」

「大串って誰だよ!それより万事屋、たっぷりと事情聞かせて貰うぞ?」

ニタリと不適な笑みがこぼれる土方に対して銀時は、だるそうに頭をかき

「だりー…」

何処と無く影を落とした言い方で呟いた。

**

「ご、ゴキブリかよっ!!」

何処の路地に隠れようとしても、黒い制服を着た真選組が見回っている
厳重警戒体制、といったほうが分かりやすいかもしれない
宛もなくただ、逃げ回っている飛騨にしてみれば最悪の状況だ
そんな時だ








「ゆーうっ」








聞き覚えのある声が鼓膜に響く

はっとなって振り返ってみれば






「ばーか、探したんだヨ?」












「だっ、団長っ!!」








あほ毛を右に左と、揺らし細めた目をゆっくりとあけて
飛騨のほうに近寄ってきたと思えば頭を軽くデコピンし




「なーに逃げてんだヨ、ゆう1人にこんな危ないマネさせるわけないダロ?」





さっきの作戦と同じように飛騨は仲間を思い逃げたしたのだ
神威はゆっくりと肩を引き寄せ、今度は離れないように、と
力強く、抱きしめた。




To be continued.

神威やっぱ好きだわ〜
まぁ、全然生かしきれてないけど…すいません((