二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

番外編 ( No.20 )
日時: 2012/03/10 21:25
名前: 九流 (ID: uRjlitq/)


ゾ「くそっ…刀を…」


刀から手を放してもなお、とりつかれたように刀に執着心


チ「ゾロ!落ち着け!」


フ「おい本当にお前は何にもやってないのか?この様子普通じゃねぇ!」


心配になりそれぞれゾロに近寄り源流を睨みつける


『だからぁ!俺は何もしてねぇっつーの!』


サ「うそつくんじゃねぇ…刀から離れても何にも変わってねぇじゃねぇか」


ウ・チ「そうだ!そうだ!(いや…変わりはしたぞ…)」


声にはださないが心の中で突っ込みをいれつつ
ロビンが口を開いた

ロ「さっき刀の闇にとりこまれたっていってたけどどういう意味?」



『そのまんまじゃ…さっきもいったが俺の刀はちぃと特殊での…心に隙があったから刀に弱みをつかれて邪炎にやられた…』


ナ「邪炎?」


『さっきもみたじゃろう…黒い炎』


ゾ「…」



要約、落ち着きをとりもどしたのかゾロが黙って話を聞いてる


『俺の刀は名刀登龍なんて名誉な呼ばれ方をしてるがそれはただの表の呼び名…

この刀を握らば最後、黒い血が心を食らいつくす

又の名を妖刀黒血』

ウ「妖刀?」


『先ほどの目が赤くなったり邪炎があがったのは刀の妖気に勝てなかったからだろう

刀がはなれても邪炎に浸食されてたようだし…食らいつくされる前に離れられてよかったな


ニヤッと笑う源流の態度が気に食わなかったのか


サ「…だからそれがなんだって聞いてんだ…野郎はそう簡単にやられるような奴じゃねぇ…そんなことは俺たちがよくしってる!」



サンジが食って掛かる


『俺がしったこっちゃねぇよ…刀を欲するあまり邪炎にやられるとは…アンタ達の仲間はとんだ愚か者だな…』

サ「なっ!」

ゾ「…」

押し黙ってるゾロを見て源流は

『…自分が未熟だって俺に言われなくても野郎本人が一番わかってることじゃないのかい?』

ゾロの身に何がおきたかわかってるように聞き返した


『あんた……』
ゾロに近づくとそっとゾロにしか聞こえない声で

『…赤黒い化け物をみたんじゃろう』

ゾ「…」


だんまりが肯定だと納得したのかため息をついた