二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- 番外編 ( No.22 )
- 日時: 2012/03/10 21:24
- 名前: 九流 (ID: uRjlitq/)
side zoro
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チョッパーが寝てる医務室に立てかけられた刀を何気なく手にした
その瞬間ドクンと脈が打ち
体の奥そこから力が漲ってくる
なんなんだこの刀は…
≪そんなに欲しいか…≫
だっだれだ…
≪我、手にしすものに力を与えよう…≫
力…?
どういう意味だ?
≪刀を見てみろ…≫
こっこれは…
刀に視線を移すと黒い炎のようなものがたちこめていた
慌てて刀から手を離そうとしたが離れない
だんだんと炎が手まで浸食してきて
何もできないままやがて体全体が黒の炎に覆われ。
黒い炎がつつまれるなか刀から視線を感じ目を移すと
赤黒く濁った大きな目玉が怪しく見据えていた
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ゾ「…あれは…」
『…やっぱりみたんだな…』
そっとゾロだけに聞こえるように返答を返すと
『どうだ?この刀…持ち手によって名刀にも妖刀にもなる…おもしれぇだろう…』
ゾ「!!」
ついには耳元で静かに囁き顔を放すと怪しく綺麗な
微笑みがそこにはあった。
ゾ「本当にてめぇは…何者なんだ…」
『さぁ…俺にも自分が誰で何のために生きてるかなんてわかんねぇよ…』
ゾ「どういう意味だ…」
『てめぇの好きにとらえればいいさ…まぁまだまだガキで未熟者にはわからないかもしれねぇが…』
ゾ「あぁ?」
ゾロから離れると大きな声でいう源流
さっきから自分より年下だろううと思われる奴に
感にさわることを言われてどんどん機嫌が悪くなる
ゾ「あきらかガキの奴にガキっていわれたくねぇな」
負けじとゾロもいいかえすが
次に発せられた言葉は予想外なものだった。
『あぁ?俺がガキ?どこをどうみたらガキに見えるんでぃ』
サ「いやっどこをどうみてもガキだろう」
『俺はこうみえても三十路手前だ!』
・・・
・・・・・・・
・・・・・・・・
皆「えぇーっ!!」
『間違えるなよ三十路手前なだけで三十路じゃないからな!』
意外とおっさんだった…。