二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: D.gray-man-双子の軌跡-2 ( No.48 )
日時: 2012/03/15 05:25
名前: 紫苑 (ID: D6CJex8x)


汐said

?「あっ!!ねーそこのカボチャ—(アレンの事)」

路地の入口から女の子が叫ぶ
そろそろ、仕事に戻らなきゃ
なんて思いつつその場を立つ

リ「浬くん?」

リナの声で顧みると女の子凝視したまま青ざめている浬がいた

?「カボチャと魔女のチケットってどこで買えばいいのー」

チケットを買いに来た(と、思われる)女の子と目があった
女の子は新しいおもちゃでも見つけたかのように不敵に…不気味に
笑った
そして、その目は浬を見据えていた

偉い人「何だと!!」

響き渡った怒鳴り声に浬は我に返ったかのように
表通りに駆け出した。うちもその後に続く

ア「ミランダさん」
ミ「ア、アレン君ごめんなさい
  他のお客さんにチケット売ってる隙に…」
汐「スリの姿は、見た?」
ミ「茶色い上着の長髪の男…あっちへ逃げたわ…」

ミランダの指の方向を見る
だけど、ミランダの言うような人影は見られない
逃げ足の速い

ア「リナリー!」
リ「上から行くわ」

屋根の上を走っていくリナリー。流石に動いが早い

浬「汐、アレ多分アクマだ。汐も行け」

近くにいた浬が耳打ちしてくる
アクマ?信じられない…
でも、浬が言うならそうなんだろう。と
自分に言い聞かせてアレンの後を追う

でもやっぱり、あの時、浬から離れない方が良かったんじゃないかって
改めて思う