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さよりん「はあ、つまんなかったー」

憂欝な顔で夕日を見つめる

「みんなに会いたいよ・・・」

さよりんが、微かに流した涙は
海の音と一緒に、かき消されていった

「そろそろ、かえらなきゃなあ。」

ルイコ「あら？さよりんちゃん！探してたんですよ」

さよりん「る、ルイコちゃん〜・・・・うわーん」

ルイコ「ど、どうしたの、さよりんちゃん！？」

・・・

ルイコ「そうだったんですか、確かに、憂欝になりますよね。」

「コタロウさんに、会いたいのでしょう？」

さよりん「うん、でも、やっぱり、クラス違うし・・・」

ルイコ「じゃあ、今度、遊びに誘ったらどうでしょう？」

さよりん「えっ二人で！？///」

ルイコ「私も参加しますよ！さよりんちゃんが望むのなら」

さよりん「じゃあ、ルイコちゃんも」

ルイコ「ふふっ。あら、もう夜になっちゃいましたね・・・
じゃあ、私はこれで。バイバイ、さよりんちゃん」

さよりん「ばいばーい」


「ルイコちゃん、ありがとう」

そうルイコの後ろ姿に向かって、つぶやくと
さよりんは、家に戻って行った