二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【ポケモン】果てしない旅路 リメイク 【オリキャラ募集】 ( No.16 )
- 日時: 2012/03/03 19:35
- 名前: 火矢 八重 ◆USIWdhRmqk (ID: kGzKtlhP)
第二話 チコリータ強奪事件!?
「たたたたたたたた大変だああああああああああああ!!」
しばらくして、二階に上がっていた(カンペ取りに行っていた)ウツギ博士が、滑るように降りてきた。
「どうしたんですか? カンペ取りに行ってたんじゃないですか?」
オールが少し冷や汗をかいて言う。ウツギ博士が慌てることはそんなに珍しくは無いが、それでもあの大きな声に度肝を抜かされたのだろう。
……ってか思ったけど、ウツギ博士メール見に行くって(多分カンペ取り)言っていたけど。
でも、そんなことは気にしない程、ウツギ博士は慌てていた。
「た、大変なんだよ! ポケモンじーさんの家に、ロケット団が侵入したー!」
一つ間があった。
「「『何ぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!?』」」
思わず叫んでしまった私たち。
でも、私は、
「……で、ロケット団って何だっけ?」
そう言うと思いっきり転ばれてしまった。
オールには、
「そっちかい!! ってか、義務教育で習ったろ!?」
と、突っ込まれてしまった。
実は私、ロケット団が何なのか判らないで叫んだのである☆(義務教育?そんなの知るか☆)
いや、話しの流れみたいな? やっぱ主人公は空気読まなきゃ☆
まあ、そんなこんなで研究所はさあ大変☆ ってことになってたんだけど……。
「……」
もう一つ、危機が迫っていることに、私は気付かなかった。
◆
ロケット団・・・第三次戦争が終わってすぐ暴れたタチの悪い犯罪の秘密結社。
強盗、殺人、恐喝、虐待、麻薬……数え切れないほどの犯罪、しかもそれらをポケモンにさせても居る……。叩けば叩くほど、ホコリが出てくる奴ら。
と、義務教育を真面目に受けていない私に、マリが丁寧に(ポケモンから教わるのもどうかと思うけど)教えてくれた。
ま、要は犯罪者がポケモンじーさんの家襲っているってわけで。
で、なんやかんやでポケモンじーさんの家に到着。ポケモンじーさんとはヨシノシティに住めばいいのに三十番道路に住むポケモンに詳しい変わったじーさん。本名不明で、っていうかO型以外詳しいことは不明なんだけど。素顔だって帽子で隠れているから良く見えないし。とにかく、傍から見れば怪しすぎるじーさんなのである。
「……ばっちしドア開いてんじゃん」
しかも周りは警察(やじ馬まで)が居る。こりゃー、一目同然だね。
「はーい、いいからどいてー」
やじ馬をかき分けで進みながら、警察に言う。
「ここ通らせて。すぐケリ付けるから」
だけど警察A(←ヒドイ)は怒鳴って拒否する。
「! 何を言う、一般人は引っ込んでろ!」
……あー、この調子だとこいつ新人かー。
するとオールが免許を取りだした。
「オレ達ここの自衛隊の一人です。オール・エネスクと、」
「コライユ・ワカバです」
そう言うと、周りの警察は顔色を変える。ザワザワと、やじ馬たちの騒ぎも聞こえた。
「ま、まさか君たち、ひょっとしなくても……!」
「あ、あの不良狩りの……ッ!」
「「『ワカバの鬼姫』と『ワカバの鬼神』!?」」
おー、結構知られていた。ま、私たちってポケモントレーナーとしてちょっと名が高いからね。
まあそれが判明したおかげで、私とオール(とマリ)は通してもらう事が出来ました☆
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