二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【ポケモン】果てしない旅路 リメイク ( No.24 )
- 日時: 2012/03/04 17:36
- 名前: 火矢 八重 ◆USIWdhRmqk (ID: kGzKtlhP)
さて、窓から中の様子を見たのですが……。
もー、凄い現状です。
助手もポケモンたちも警備員もやられています。ヒドイのは血を流している者まで。
部屋は助手たちやポケモン、警備員が争ったようで、散らかっていた。
で、残っているのはポケモンじーさんだけ。
ロケット団は三人。真っ黒い服を着て、真っ黒い帽子を被って、胸元にはロケット団の頭文字「R」が。
……全身黒づくしじゃん。性格も黒かったりするのかな(←おい)。
「……さあ、例のヤツを出しな。渡さなきゃどうなることぐらい……判ってんだろ、ええ?」
その三人組の一人が、ポケモンじーさんに脅しを掛けている。
例のヤツ・・って何?私は不思議に思った。
ポケモンじーさんは脅しを掛けられても一言もしゃべらない。
「ポケモン、通信で来た警備員も!」
「このオレ達ロケット団が全て片付けた!」
「命が惜しけりゃ渡して貰うぜ!」
おー、見事な割り台詞。そしてダサいポーズ。
……何て言ったら、「空気嫁—!」と言われるだろうか(本人たちはカッコよく決めているつもりなんだしね)。
「……ダサ」
あ、私の代わりに一言もしゃべらなかったポケモンじーさんが言っちゃいました。
ブチぃッ、と何かが切れた音がした。
ポケモンじーさんは構わず(っていうか音にも気づかず)続けて言う。
「ポーズもダセェしユニホームもダセェじゃねーか、しかもロケット団? はん、何もかもダセェし最早存在自体がダセェんだよ」
「何このおっさんいきなり喋り出したよ!!!」
ツッコミ有難う、ロケット団の一員さん。貴方が一番の常識人のようです。
「ってかテメエ! ダサダサ言うな!!」
それに怒りを覚えた一員が、ポケモンじーさんに手を出そうとした。
コラッタの必殺「かみつく」がポケモンじーさんに炸裂!
「あ、危ない!」
ヒュン グサ
「ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああ!!?」
・・・の、前に私が思わず鉈を投げました。
鉈は一員の頭に直撃!一員は999のダメージを喰らった!
バタ、と真っ赤な血を噴射しながら一員は倒れた。
「もー、博士、何煽ってんですかー?」
私は開いてた窓から侵入する。オールとマリが悲鳴上げてたけど気にしない☆
「おー、遅かったな」
「感謝の気持ちぐらい言ったらどうです?」
相変わらず、じーさんはマイペースで・・・。相手をマイペースに巻き込ませ、混沌の渦に突き落とす。それがポケモンじーさんの破壊力。
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