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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: D.gray-man-銀狼ノ幻想- ( No.11 )
- 日時: 2012/03/31 10:11
- 名前: 優蘭 (ID: 3mln2Ui1)
- 参照: http://ameblo.jp/tsxbd562/
第3話≪師匠≫
咲繚はクラウド・ナインという女に連れられて
旅館の一室に入れられた。
咲「…ねぇ! 放して!!! なんで貴方の弟子にならなきゃなの?!」
ク「いいから 話を聞きなさい」
咲「いや!!! はやくどっか行ってよ!!!」
咲繚は戸惑っていた。
今まで人とここまで話したことがなかったから。
いや,今まで人にここまで優しくしてもらっていなかったからだ。
ク「 いいか? お前は『イノセンス』というものを体内にもっている。それは人の役に立つことなんだ。だから私の弟子になり,『エクソシスト』にならないか?」
エクソシスト…!!
花雪が言ってたな…
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花「お前はいずれ『エクソシスト』になる。 今のうちから我が鍛えてやるぞ。」
咲「エク…ソシス…ト?」
花「そうだ。 でも大丈夫。誰かが迎えに来てくれるよ。そして,我の夢を叶えてくれ…」
咲「う…ん?」
花「まだ,お前には難しかったか…w」
その頃はまだ
幼かったため 花雪が言った意味もわかっていなかった。
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ク「? どうした??」
咲「あたしは, エクソシストになれる…?
花雪の夢を叶えられる?
花雪に褒めてもらえる?
花雪に逢える? 」
咲繚がそう呟いた時
クラウドは優しく優しく咲繚を ぎゅっ と抱きしめた。
ク「お前はもう,哀しまなくていいんだよ。」
咲繚は初めて 人 の暖かさを知った。
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