二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: D.gray-man-銀狼ノ幻想- ( No.23 )
- 日時: 2012/04/11 00:39
- 名前: 優蘭 (ID: 3mln2Ui1)
- 参照: http://ameblo.jp/tsxbd562/
続き!!!
咲「…これが…あたしの力…」
咲繚の頭には
銀の毛の獣耳、尻尾、犬歯が生え 腕には大きな獣爪が炎を宿していた。
ク「 咲繚。 これがお前の力だ。名を『銀狼ノ幻想』と付けようか。」
咲「『銀狼ノ幻想』…? 良い名前…」
ク「ふふ…咲繚きっとお前は私を超えるだろう。 それまでみっちりやってやるからな。」
咲「…頑張る!」
ク「じゃぁ始めるぞ。」
それから
5時間以上 基礎からイノセンス発動のコツ(?)などたくさん教わった。
そして
夜—————————
咲「っっはぁ…;; やっと終わった。 初めてここまで体を動かしたな…」
咲繚は自分の部屋に行くなり,すぐベットへ直行し ぼふっ と枕に顔を埋めた。
咲「『銀狼ノ幻想』か…
花雪も同じようにあたしに名前をくれた…。
クラウドも…クラウド師匠も
花雪みたいにあたしを『人』としてちゃんと見てくれてるのかな?
…わかんないよ」
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どさっ
ジャラっ
咲「っっきゃっ!!!!」
?A「ほら,お前は『人』ではない!! はやくここに入れ。」
あたしはそう言われ首輪と手錠をしたまま牢獄に投げ入れられた。
痛い。
でもあたしのような分際でこんなことは言えない。
だって
あたしは… 『物』なんだから。
実の親に金で売られたんだから。
それでもまだ3歳だったあたしは心の中の声が漏れて
「痛い…やめてよ」
そう言ってしまった。
?A「ぁあ゛???? 何が痛いだよ!!!!! お前のような分際で!!!!」
バシンっ————
あたしの身体を強く強く ムチ で叩く。
痛い
なんて言ってらんない。
何度も 何度も気を失いかける
しかし気を失うことさえも許されない。
そんな日が何度も続いた。 当然食事も1日1食あって幸せな方。餓死しない程度にギリギリの状態を保たせている。
咲「 あたシはモノにスぎなイ。 売り物ダ。 」
花雪に出逢う前まで
ずっと教えられてきたことだ。
でも,そんなある日 一つの光を見た。
それこそが花雪だった。
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