二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: D.gray-man-銀狼ノ幻想- ( No.27 )
日時: 2012/04/14 00:06
名前: 優蘭 (ID: 3mln2Ui1)
参照: http://ameblo.jp/tsxbd562/

第7話≪花雪≫

…想い出してしまった。



あの『記憶』を。

咲「あたしは『銀狼』だ。モノではないんだ…!!」

もう今日は寝よう。
きっと疲れてるからこのことを思い出してしまったんだ。
咲「おやすみ。 花雪————」


スゥッ

とあたしはすぐに 深い眠りについた。
——————————————

花「 お前はまだ子…供…!!! 」
咲「あタしはモノ…」

ここは暗闇の中。
でも,初めて逢った花雪はすごく輝いて見えていた。
あたしには程遠い煌めき。

?A「誰だ?? 侵入sh…ゴホッ ゲホゲホゲホッ」
?Aが花雪に
銃をむけた瞬間?Aの顔に花雪の拳が飛んできた。
花「 逃げよう!!! 」

花雪にあたしは手を引かれ牢獄から出た。
——————————————


咲「っっっ!!!!!」
夢…か

嫌な汗をかいている。

そこから先の記憶はあまりないが
太陽の『光』がすごく明るくて驚いたのを覚えている。

花雪。


逢いたいよぉ…
咲「っっうぅう…ぅわぁぁぁぁあぁぁあ」

これが
哀しい
っていう気持ちなのか…?

あふれだす泪を拭っても拭ってもポロポロと流れだす。


泣いてはダメだと
銀狼には情はいらないと あれほど思っていたのに.....


どうして
出てきてしまうのだろう??




早朝に
咲繚は 世界の穢れを まったく知らない赤ん坊のような澄んだ泪を流していた。