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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: D.gray-man-銀狼ノ幻想- ( No.38 )
- 日時: 2012/05/07 00:04
- 名前: 優蘭 (ID: 3mln2Ui1)
- 参照: http://ameblo.jp/tsxbd562/
続き
咲「…!!!? 誰? クラウド?」
咲繚は 恐る恐る声をかけるが 誰も 何も答えない。
————————ガタガタガタッ
咲「っっ出てこい!!!!!! イノセンス発動-銀狼ノ幻想- 」
ふわっ
咲繚は雪の桜を舞わせながら
獣耳 獣尾 牙 の生えた姿を露わにしていた。
AKUMA「フフフフ〜♪ ヤット見ツケタァ『花雪』ノ命」
突然 咲繚の背後から軽くて明るいがどこか淋しげな声が部屋に響き渡った。
咲「!!!!!! AKUMAか!!」
AKUMA「大丈夫ダヨ。 今日ハ何モシナイカラ
1ツダケイイ事教エテアゲルヨ♪ ソレハネェ…」
咲「五月蝿い。」
咲繚はAKUMAにそう言い放つと同時に
AKUMAに飛びかかった。
しかし—————————
咲「っっぐぁ」
たった一撃で薙ぎ倒されてしまった。
AKUMA「モォ 人ノ話グライ静カニ聞キナヨォ〜w
セッカク 何モ シナイデアゲヨウト思ッテタノニ
フフン♪
サッキノハ許シテアゲルヨ」
咲「っっぅ そんな事教えてもらいたくもない!!!」
咲繚は 床に横たわった姿勢でAKUMAに叫んだ。
AKUMA「五月蝿イ 貰イモノノ イノセンス ノクセニ」
咲「…もらいものだと?」
AKUMA「ソォダヨォ♪
君ハ『花雪』ノ命デアッタ イノセンス ヲ奪ッタンダ♪」
あたしが
奪った———?
花雪の命を—?
咲「…奪った? 何故?」
AKUMA「ジャァ マタ今度会オウネ♪
『花雪』ノ命」
そう言って
AKUMAは咲繚の前から消えた。
しかし
咲繚の心には 大きな大きな穴が ぽっかり 空いたままだった。
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