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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: ONEPIECE -海姫- 建て直し!! ( No.18 )
- 日時: 2012/03/11 15:18
- 名前: 朔良 ◆D0A7OQqR9g (ID: w0.JbTZT)
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セナは、古の都に来ていた。サクラノと呼ばれるこの都には名前の通り桜が咲き乱れている。
皆綺麗に彩られた美しい着物を着ていた。自分も濃藍と、白銀色で彩られれた着物を何時も着ているのだが。
桜並木には黒耀石の様な髪と瞳をした人が沢山居る。
「此処は…とても綺麗で美しい所ですね…」
≪そうだな…。…む、主。ワショクと言う物があるらしいぞ。≫
「和食、ですね。噂では凄く美味しいとのことですが。食べに行きますか。折角来た事ですし。」
セナはふわり、と微笑むと、「御食事処「漣」」と書かれた店に入っていった。
中には、畳が敷いてありとても綺麗な桜も飾ってある。まさに「和」だ。
ハクは顔にこそださないが楽しそうだ。
「いらっしゃいませ、私はレイと申します。…2名様で?」
「…はい。」
「それでは、御食事なさる御部屋の方は…。」
「何でもいいです」
「当店では、桜ノ宮の間が一番人気ですわ。」
「じゃあ、それで。」
レイと名乗る女は黒い髪を左に束ね、紫苑色の着物を着ている。普通に美しいと思った。あまり着飾っていなくて、自然な美しさを持っている。
レイは、セナの手をとり、部屋へ案内する。ついた部屋には薄い桃色と、白色の桜が飾られており、人気と言われる意味もわからないでもない。
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