二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: ONEPIECE -海姫- 建て直し!! ( No.22 )
- 日時: 2012/03/11 15:22
- 名前: 朔良 ◆D0A7OQqR9g (ID: w0.JbTZT)
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「…知っているか?おれは………最強だ。」
「へえ、そうですか。それは…………楽しみ、ですねえ」
互いに、黒い笑みを浮かべ、戦闘の準備をする。
セナは刀をナガワに向けると、一層笑みを濃くした。
「準備は、いいですか…?」
「…何の準備だ?……ふふ、ならば、おれも聞こう………準備はいいか…?」
「私に!殺される準備は!」
「おれに!殺される準備は!」
セナは地面を蹴り、襲いかかる。ナガワも同時に地面を蹴った。
ナガワは能力を使うため刀に拳を向ける。セナはそれに気づき刀を宙へ飛ばす。
「刀は…壊させませんよ?」
「ふふ……フハハハハ!怖いなあ、…お嬢さん」
「余裕でいられるのも今のうちです。…すぐに、朝日を二度と拝められない様にしてあげますから。」
「破壊鉄山!……おれは全てを破壊し……全てを、此の手に!」
「そうは、させませんけどね!……私は海姫。きみが全てを破壊するならば……私は全てを再生して見せる!癒水(ピュアウォーター)!」
セナはナガワが破壊したものを再生しつつ、落ちてきた刀を受け止める。
そして、刀に海の力を集めると、振り下ろした。それと同時に、紅。目を紅が占領する。
「ぐ、…っはあ、!……す、ごいじゃないか…。おれを、斬るとはなあ!でも、まだまだだ…!そうだろう?お嬢さん……」
「……ええ。そうですね。…まだきみは苦しまなきゃならない。…死なせてなんかやらない。きみは…………………極刑となり、地獄で苦しみながら、命尽きるのですよ…!!それがきみの償いとなる!!」
「…償い?そんなものしねえさ。…だっておれは、勝つんだからなあ」
肩に傷を追ったナガワはまた笑みを浮かべた。
嗚呼、吐き気がする。
「………世界政府直属国家機密超監獄「ディアボロス・プリズン」その名を、知っていますか…?」
世界政府直属国家機密超監獄。1億年の歴史があるそこは…インペルダウンよりも惨酷な監獄。1億年の歴史ありとも…、脱獄者侵入者一切無し!
此の監獄に向かうのは、死刑囚ではない…。無期懲役と言う名の刑を受けた囚人のみ。此処へ来た囚人は、天竜人と総帥、五老星の監視下のもと、奴隷とされるのだ。
その名を聞いたナガワはサアッと顔を青くさせる。それもそうだ。此処は本当の生き地獄…。インペルダウンとは比べ物にならないほどの、地獄なのだ。
「な、何故それを…!お前はただの、旅人で…」
「…ふふ、700年も生きていたら、自然に耳に入るものですよ…」
「………!!!!」
「政府から私はのどから手が出るほど欲しい存在……。きみなど、そんな政府の欲しい存在の私が頼めばいつでも、…監獄へほうりこめるのですよ。」
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