プロローグ彼女は思い出す、懐かしい家族のことを・・・。桜の舞う別世界で・・・。でも、その桜は色が桃色ではなかった・・・。まるで、血が付いているような緋色に染まっていた・・・。それも、そのはず、彼女の周りには妖怪の死体が山のように倒れていた。そして、彼女は桜を見て呟いた「・・・ごめんね・・・。」と。