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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: ぬらりひょんの孫 〜緋色に染まった桜〜 ( No.22 )
- 日時: 2012/05/05 23:12
- 名前: ブルー (ID: 7xR3brgP)
第九章 始まりの風
(眠い…。)私が目覚めたのは、丁度お昼頃だった。
私は巫女装束に着替えて、外に出た。
そして、裏の方に行く。
裏には、妖怪の血で汚れてしった桜がある。
そう・・・・・、緋色に染まった桜。普段の桜なら葉桜になっていうかいるだろう。しかしこの桜は決して枯れることも散ることも許されない。
元の色に戻ることが出来ない。
そう思うと、胸が痛い。
「ごめんね…。」
その姿を誰かが見ていた。澪は気配を一瞬でキャッチし、クナイを取り出す。
「誰…?」
気配を感じる茂みに投げる「ギャーアアアー!」と低級妖怪が倒れていた。その時、突風が吹いた。
澪には不吉なものを感じた「嫌な風…。」
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