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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: ぬらりひょんの孫 〜緋色に染まった桜〜 ( No.41 )
- 日時: 2012/05/11 20:20
- 名前: ブルー (ID: enDlMgfn)
第十二章 赤い少女
澪が血桜を鞘に納めた。
(ゆらさん…。)
さっきの妖怪は四国の妖怪のムチだ、猛毒の風を起こす。
(ゆらさんは、猛毒の風に当たってしまったから、体が動かないはず…。)
急いで、さっきの公園に戻ったが…
「いない…あれ…?」
と…その時…
「陰陽師の女の子なら…行きましたよ、あのビルの…多分、屋上じゃないかな。」
澪の目の前に白いふわふわのワンピースを着た少女がいた。
(確か…あの女の子が着てるのは…ゴスロリっていうんだっけ?)
すると、少女がニコニコしながら「やるね〜傭兵さん。」
「貴方は…妖怪、それとも…人間?」
澪は攻撃体勢に入る。
女の子は少し考え…
「金魚星 深紅…またの名を…」
辺り一面に何かが広がる。「妖気…。」
そう、妖気だった。
「またの名を紅。」
そこには、赤い髪と瞳をした…女の子がいた。
「傭兵さんに忠告だよ。」
紅という妖怪は笑いながら、一言。
「自分の大切な人から離れないで。」
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