二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマイレブン 題名未定 ( No.14 )
- 日時: 2012/03/26 15:44
- 名前: ルリ朱雀& (ID: QhGr5xPX)
6話 小豆の話
美「由羽!あんな事言っていいのか?」
美里は、足早に去って行った由羽に、追いつき言った。
由羽は、足を止めた。
美「由羽…。」
羽「……私は…私は、雷門に…雷門にあの子を、救って欲しい!ただ、それだけだよ…。」
由羽は、唇を噛みしめ言った。
美「…………、あぁ、そうだな。」
〜〜〜雷門〜〜〜〜〜
瞳子監督は、響さんに電話をしていた。
瞳「はい。すみません。お願いします。」
ピッ
瞳「貴方達、何してるの。」
瞳子監督を陰から見ていた、春奈たちは慌てて出てきた。
春「あの、監督。雲居は、何かを知っているんでしょうか?」
瞳「貴方達も、調べたらどうかしら。」
そう言い、去って行った。
風「俺たち、これからどうすんだ。」
鬼「監督の判断に任すしか…。」
ちょうど、春奈たちが帰ってきた。
壁「監督は、何て言ってたッス?」
春「貴方達も調べたら、だそうです。」
春奈は、そう言うとパソコンで調べ始めた。
栗「でも、勝手に調べていいでやんスか?あの、女子怖いでやんす。」
どうやら、由羽の事を言っているらしい。
円「そんな事はないと思う。あいつ、監督を見習え。って言ってたしな。」
栗「そうやんすか?」
小「そうだよ!」
「「うわっっ!!」」
小「あははぁ、びっくりぃ。」
吹「なんで、君ここに?」
小「何ででしょう?」
小豆は、いたずらっぽく笑う。
風「なぁ、伝説のMFって、本当にいるのか。」
小「もっちろん!私、大っ好きだったもん!」
そう言い、悲しく笑う。
円「そいつ、女子か?」
小「うん。かっこいいよぉ。女子だけど。」
秋「ねぇ、どんな子なの?」
小「んん〜〜。そだなぁ。優しくて、大人しくて………、耳が人よりいいよ。」
秋「そうなの。」
小「……あと、あとは……______。」
最後の小豆の言葉は、小さく誰にも聞こえなかった。
小「まっ、頑張ってね。」
円「手伝ってくれないのか?」
円堂がそう言うと、小豆はフッと微笑し、
小「手伝うのは、約束を破る事になっちゃう。」
円「約束?」
小豆はすでに、いなくなっていた。