二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマイレブン [SOUND GIRL] ( No.38 )
日時: 2012/04/07 21:43
名前: ルリ朱雀& (ID: J/cl5oqb)

 19話 帝国の逆襲 前編



 由梨は、おもしろそうに笑う。

 由「おもしろいなぁ。」
 春「あの、どういう意味なんでしょうか。」

 春奈が、由梨のさっきの言葉に疑問を感じる春奈は、秋達に説明をもとめる。

 秋「ええぇぇ〜〜っと。」
 由「別に、言ってもいいよ。言った方が聞くこっちも…悪くならないしね。」

 その言葉を聞き、秋は春奈に、話す。

 春「おもしろいですねぇ。あの、浅葱先輩。」
 由「由梨でいいよ。」
 春「…由梨先輩、普段から聞こえるんですか。」
 由「もちろん。うるさい位に聞こえる。普段は抑えてるから大丈夫なんだけど…、ここはおもしろい程に聞こえるから。」

 春「誰のが、聞こえるんですか?」
 由「言っていいの?…キャプテンは、ダダ漏れ。君は、意識すると聞こえる。女子は、結構ガードしてる。男子は、一部除き聞こえる。って、感じだねぇ。」

 春「何が、聞こえるんですか?」
 由「聞きたい〜〜〜??」
 春「はいっっ!!秘密とか、分かるんですか?」
 由「秘密というか、恥ずかしい事。」
 春「どんな事ですか?」

 と、由梨と春奈が話していると

 ピリリッ

 瞳子監督の、携帯が鳴った。

 瞳「響さんからね。

  『影山が脱走し、愛媛に“真・帝国学園”を設立した』!!!」

 円・鬼「何だって!!」

 色々と影山の事を話す。
 ふと、壁山が、声を出す。
 円「壁山、どうして??」
 壁「木暮君、ひどいっス。」

 場の空気が和む。
 春奈に注意された後、今度は春奈が犠牲に…。

 春「こ、木暮君っっっ!!!///」


 コンビニで、一休憩…。

 壁山が、みかんをかかえて嬉しそうにする。
 吹雪が、染岡に帝国の事を聞いている。

 円堂は、お母さんと携帯で話をしている。
 話をし終わり、立ち上がる。
 ふと、リフティングする音が聞こえ、その方向を見る。

 円「なぁ、君もサッカー…」

 言い終わらない内に、ボールを円堂に向かい蹴る。

 ?「遅っせえ。」

 皆が集まる。瞳子監督が、
 「君、真・帝国学園の生徒ね。」

 少年と話し込む。
 どうやら、少年は不動明王というらしい。
 真・帝国学園に、招待するらしい。
 鬼道に、スペシャルゲストがいると言う。
 かつての、帝国学園の仲間がいる聞き、鬼道は怒る。
 不動は、そんな様子を見て、楽しそうについてからのお楽しみさ。とか、言っている。

 ふと、
 不「そうそう。お前、浅葱 由梨だろ。」
 思い出したように、言う。

 由「そうだけど?」

 不「あんたには、スペシャルなプレゼントがあるぜ。」

 由「へ〜〜。楽しみだねぇ。」
 由梨は、棒読みにそういう。

 不「なんだ。気にならないのか。」
 由「予想は、だいたいついてるし。」

 不動は、つまらなさそうに舌打ちする。

 不動は、案内する。

 だが、着いた場所は殺風景な港。
 ふと、突然。海から潜水艦が現れる。
 帝国の旗が、海風にはためく。

 入口が現れる。影山が中から現れる。
 影「さぁ、鬼道。昔の仲間に会わせてやろう。」

 鬼道が、影山の後を追いかける。

 由「一応、行くか。」
 由梨も、その後を追う。
 円「鬼道!由梨!俺も行く。」

 塔子が後を追いかけようするが、不動がとめる。
 塔「あいつ、むかつく。」


 影「鬼道。再び、俺の足元にひざまづいた仲間を紹介しよう。」
 円「源田に、佐久間…。」

 円堂と鬼道は息をのむ。
 佐「久しぶりだな。鬼道。」
 不「感動の再開ってやつだね。」

 影「では、元チームメイト同士、仲良く話したまえ。また、後で会おう。……、さて、浅葱由梨。来い。」

 円「由梨!」
 由「大丈夫。キャプテン。変な事したら顔面に蹴りいれる。」
 円「……」



 由「何?」
 影「お前は、姉の事を覚えているか。」
 由「覚えているかって、覚えているに決まってる。」
 由梨は、答える。

 影「……、お前の姉はなぜ死んだ。」
 由「……、知らない。」
 影「殺されていると、したら。」
 
 由「!!!っっ」
 由梨は、息をのむが、

 由「そんな事だろうと、思った。」
 由梨は、影山に問いかける。
 由「誰か、知ってるの。」

 沈黙が流れる。
 影「さすがは、NO、2だな。」
 由「っっ!お前!!どうして、それを!!」

 由梨は聞くが、影山は不気味な笑みを浮かべ去って行った。

 1人残された由梨。
 由「私が、NO、2だということは、極秘の筈なのにどうして。……、とりあえず今は、あっちに集中しないと。」



 三人と入れ違いに由梨が来た。

 円「由梨。大丈夫か。」
 由「何ともない。」



 響「再び、影山が動きだした。今度は何をしようというんだ。」
 響さんは、愛媛に向かう。


 影「響。早くしろ。早くこないと、せっかくの試合が見られんぞ。」


 瞳『あの、影山という男。』
 瞳「鬼道君。今日の試合貴方に任せるわ。」

 鬼「ありがとうございます。」
 円「鬼道。やろうぜ。」


 雷門、真・帝国。それぞれが、ポジションにつく。

 佐『俺達には、秘策がある。』
 鬼『まさか、あれを使う気か?あれは、あの技は!!」

 ピィィーーーッッ
 試合開始の笛が鳴る。

 不「佐久間。見せてやれよ。お前の力を!」
 不動が佐久間にパスを出す。

 佐「はぁぁぁっっ!!」
 鬼「!!やめろ!佐久間ァ!!」
 佐「ピィィッ!」
 鬼「それは!」
 佐久間が足をあげる。
 鬼「禁断の技だ!!」


 佐「皇帝ペンギン……1号!!」


 鬼「やめろぉぉっっ!!」



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 帝国編、キタァ!!
 由梨は、ベンチですよ…。